すべての謎を解き明かし、「安全圏」へと生き残れ!
ゾンビパニック映画のようなスリルを味わえるマーダーミステリー!!
「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」ってどんなマダミスなの?
今回はグループSNE×cosaicのパッケージ型マダミス「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」について、ネタバレなしでレビューします!
本作のあらすじや遊び方、プレイ感想や個人的な評価についてご紹介していますので、これから遊ぶ予定の方は、参考にしてみてくださいね。
『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』ってどんなマダミス?
商品名 | マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド |
プレイ人数 | 7〜8人(GM不要) |
プレイ時間 | 180分 |
対象年齢 | 15歳~ |
ジャンル | マーダーミステリー |
発売時期 | 2021年4月16日 |
デザイナー | 秋口ぎぐる/森川秀樹 |
版元 | グループSNE/cosaic |
「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」は、グループSNE×cosaicによる大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ”MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES”のひとつです。
ゾンビパニック映画のようなスリリングな群像劇を、オフライン・GMなしで楽しめるミステリーになっています。
登場キャラクターは8人いますが、NPCを1人設定することで7人で遊ぶことも可能です。(NPC設定カードが同梱されています。)
『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』のあらすじ
20XX年、ゾンビ化ウイルスの感染拡大から逃れ、生き残った人々は廃墟となったショッピングモールで暮らしていました。
そこへ突如現れた白衣の男が”ゾンビウイルスの抗体の発見”を告げますが、その後、何者かに殺害されてしまいます、、、
“ゾンビ信奉者”たちによる襲撃事件、謎の絞殺魔の噂、次から次へと姿を消す生存者、夜な夜な地下から届く謎の歌声――
数々の不気味な謎が、生き残った8名に暗い影を落とします。
それぞれの目的を秘めた生存者たちは、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか!?
『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』の登場人物
それでは、”かつてショッピングモールだった場所”で暮らす生存者コミュニティのメンバーを簡単にご紹介します。
アキラ(男性/25歳)
- 元警察官
- ショッピングモール内のリーダー的存在
- 拳銃を携帯
- 居住地は屋上(テント)
聡(男性/21歳)
- 元看護学生
- アイドルオタク
- 口数が少ない
- パンデミックで恋人を失う
- 居住地は料理教室
⼀樹(男性/23歳)
- 元美容師
- イケメンで社交的
- 凪沙は恋人
- 居住地はスポーツ用品店
前園(男性/26歳)
- 元大工
- 行動的で大胆
- パンデミック後に息子を亡くす
- 居住地は工具店
凪沙(女性/22歳)
- 一樹とは恋人同士
- ややヒステリックな性格
- 一樹を守るなら何だってやる
- 居住地はスポーツ用品店
タマミ(女性/20歳)
- 元大学生
- 臆病な性格で警戒心が強い
- モール内では食事の準備や洗濯などを率先してこなす
- 居住地は雑貨店
はる(女性/16歳)
- 元女子高生
- パンデミック後に母が失踪
- 居住地は書店
八栄子(女性/24歳)
- 製薬会社の研究員
- 研究所がゾンビに襲撃されて同僚とモールに避難
- 一時的な居住地は楽器店
『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』の遊び方/ルール
「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」のゲーム進行は下記の通りです。
- オープニングフェイズ
- 第1調査フェイズ
- 第1推理フェイズ
- 第2調査フェイズ
- 第2推理フェイズ
- 投票フェイズ
- アクションフェイズ
- エンディングフェイズ
「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」の大まかなゲームのルールは、他のグループSNE×cosaicの「MYSTERY PARTY IN THE BOX」シリーズと同様です。
このシリーズのいちばんの特徴は”アクションフェイズ”です!
アクションフェイズとは、キャラクターごとの目的を果たすために最後に起こす特別な行動で、キャラクターが物語の最後に実行する行動になります。
アクションの内容はキャラクターごとに異なり、プレイヤー同士のバチバチの衝突が起きて物語の展開がガラリと変わります!
他人から所持品を奪ったり、襲撃したり、さらなる事件が起こったりすることも、、、?
物語の真相が知らされる前に、各キャラクターの思惑が交錯するシーンは見ごたえあります◎
オープニングフェイズ
オープニングフェイズでは、下記を実施します。
- 「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」について、物語の背景を読み上げる
- 各キャラクターの担当決め/登場人物になりきり自己紹介
- ルールブックを基にゲームフィールドをセッティング
- 各種カードやトークンの扱い方や”嘘”の可否などのルールを参加者全員で確認
第1調査フェイズ
第1調査フェイズでは、事件の調査や各々の目的を遂行するため、下記を行うことが可能です。
- 調査トークンを使って証拠カードを獲得
- 少人数での密談
第1推理フェイズ
全員着席してテーブルを囲み、現段階での各自の推理を1人あたり1分程度で話します。
第2調査フェイズ
調査トークンが再度配布され、第1調査フェイズと同様に調査を行います。
第2推理フェイズ
全員着席してテーブルを囲み、各自の推理を1人1分程度で話した後、参加者全員で真犯人は誰か、物語の核心について議論します。
投票フェイズ
全員一斉に犯人だと思う人に指をさします。
最も得票数の多かった人が犯人として拘束されます。
※拘束された人はアクションフェイズで行動することができません。
アクションフェイズ
キャラクター固有のアクションをキャラクター設定書にある”行動順”に従い、実施します。
アクションを実施する際、参加者は以下について予め決めておきます。
- アクションの対象
- アクションの内容
エンディングフェイズ
「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」の結末を読んだ後、各登場キャラクターが秘密にしていたことや、目的、勝利点を順に発表していきます。
最も得点が高かった人が勝利!ですが、物語を最も楽しんだ人が優勝です◎笑
個人的評価と感想
それでは、わたしの独断と偏見による個人的な評価と感想をお話していこうと思います!
わたしが「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」を遊んだときの条件は、下記の通りです。
評価
悍ましいゾンビまみれの世界に迷い込んだかのような、スリルたっぷりのミステリー!
本作品は物語への没入感、キャラクターたちの個性、そして何よりも終始スリルに溢れていました。
それはまるで自分たちがゾンビ映画の登場人物になったかのよう。
シナリオ構成はシンプルで、難しいルールや複雑な部分は感じられないため、初心者の方にもおすすめです◎
わたしがプレイした際も、わたし以外全員マダミス未経験の方ばかりでしたが、GMレスでも問題なく進行できました。
ロールプレイも推理もしっかり楽しめる上、濃厚なスリルとサスペンスを味わうことができる刺激的なマダミスでした!
難易度
難易度は『やや易しめ~普通』です。
マダミス初心者の方も、GMなしでしっかり楽しめるシナリオだと思います。
また、キャラクター設定書のテキスト量はやや多めで、マダミス自体初めての方には情報量が多く感じるかもしれません。
しかし、キャラクターの目標や背景はわかりやすく書かれており、設定書は後から見返せるため、世界観に没入して楽しめると思います。
感想
ゾンビがすぐそこまで迫る恐怖!現実では絶対に味わうことない非日常体験ができました◎
本作をプレイした卓では、わたし以外全員マダミス未経験者というちょっと不安なセッションでしたが、すぐにゲームシステムを理解してゾンビが襲い来る世界を楽しんでくれました。
8名という狭いコミュニティの中で、一人ひとり抱える秘密がこんなにもバラバラで、こんなにも狡猾なのか!?という驚きが炸裂し、ただ真実を追い求めるだけではないミステリーにその場にいた全員が完全に飲み込まれました。笑
“MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES”は今作が初プレイでしたが、同シリーズの他のシナリオも全て通過するぞ!と固く決意した大満足のシナリオでした◎
まとめ
今回はパッケージ型マーダーミステリー「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」をご紹介しました!
わたしが”MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES”のマダミス初プレイとなる記念すべき(?)作品でした◎
当ブログでは他にも人数別におすすめのマダミスを多数ご紹介しています!
よろしれければ下記からチェックしてみてくださいね◎
\あわせて読みたい/