あなたは”ここ”から出られますか?
舞台にもなっている1対多の非対称型サバイバルホラーゲーム!!
「ハコオンナ」ってどんなボードゲームなの?
今回は、1対多の対戦&協力型アナログ脱出ゲーム「ハコオンナ(第六版)」についてレビューします。
本作のルールや遊び方、個人的な評価についてや、第6版以前との違いを比較していますので、これから遊ぶ予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
『ハコオンナ』ってどんなゲーム?
商品名 | ハコオンナ(第6版) |
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 〜180分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ジャンル | 対戦&協力型脱出ホラー |
発売時期 | 2022年6月 |
デザイナー | 江神号 |
版元 | EJIN研究所 |
「ハコオンナ」は、1対多の非対称型対戦サバイバルゲームです。
不気味な館に潜む、人ならざる者”ハコオンナ”から逃げ館から脱出を試みるホラー要素のあるアナログゲームになります!
「ハコオンナ」は大人気のボードゲームで、舞台化もされたりしているみたいですね!売り切れになることも少なくないようです。
わたしは第6版(2024年6月時点で最新版)を遊びましたが、第5版との違いも見ていきましょう!
シリーズ作品と拡張版一覧
現在、本作品以外のシリーズ作品・拡張版はありません。
第5版と第6版の違い
第5版 | 第6版 | |
商品サイズ (長さ×幅×高さcm) | 14×20×5 | 19.5×19.5×5 |
プレイヤー人数 | 3~5人 | 3~6人 |
物音トークンの数 (手番に積むトークン) | 5つ | 7つ |
ハコオンナ能力 | 10種 | 11種 |
訪問者アイテム | 6つ | 7つ |
まず、プレイ人数が増えたことが大きな変更点ですね。今まで最大5人まででしたが、最大6人まで遊べるようになりました!
そして箱のサイズも大きくなっていますね!第6版では第5版よりMAPタイルやチップなどのコンポーネントが大きくなっています。
遊び方/ルール
「ハコオンナ」は不気味な館からの脱出&館に訪れた探索者たちを襲う1対多の非対称型サバイバルホラーゲームで、箱女(1人)と訪問者(複数人)に分かれてプレイします。
箱女目的
全ての訪問者に勝利を断念させる or 訪問者を全滅させる
また、後述で説明する訪問者の3つの勝利条件を完全に達成不可能にさせることでも勝利となります。
訪問者目的
箱女が潜む館から生きて脱出する
つまり、勝利条件下記3つのうち、いずれかの達成が必須です。
- 脱出 :鍵束を手に脱出口から脱出する
- 討伐 :討伐アイテムで箱女を倒す
- 供養 :亡骸にメリーさんを供える
脱出:鍵束を手に脱出口から脱出する
館のStudy(書斎)にダイヤル式の金庫があるので、金庫の鍵番号を推測して、鍵束を入手します。
鍵束を入手したら、館のどこかにある秘密の脱出口を探し出して脱出します。
ただし、金庫にはダイヤル式の鍵がかかっているため、館の中に隠された鍵番号のヒントを探すとスムーズに開錠することができます。
討伐:討伐アイテムで箱女を倒す
館の中に『ガソリン』『白木の杭』『錆びた鎖』のアイテムが隠されています。
この中のいずれかが箱女の弱点になります。
箱女が潜んでいそうな物陰に討伐アイテムを使用し、そのアイテムが弱点であれば討伐成功となります。
どのアイテムが弱点になるのかは、
館の中にヒントが隠されているため、探し出す必要があります。
供養:亡骸にメリーさんを供える
館のどこかに『メリーさん人形』があるので、探しましょう。
『メリーさん人形』を所持した状態で『亡骸』を探し当てると供養することができます。
評価と感想
わたしの独断と偏見による個人的な評価をご紹介していきます!
おすすめ度:⭐4
アナログゲームでここまで『ホラー感』を感じられるのがすごい!
1対多の非対称型対戦ゲームですが、通常のルールでプレイすると、圧倒的に1人側が強いです。
ただ、このアンバランスなゲームバランスがむしろ良い!
理不尽な感じが不気味な館の呪いや、箱女の恐ろしさを表現していて、それがホラー感の演出に繋がってると思います。
箱女と遭遇するのではないかという恐怖、箱女という圧倒的強者(幽霊)に襲われる絶望感、、、スリリングでドキドキハラハラが止まりません!
難易度
難易度は『高め』です。
ゲームバランスとして箱女が強すぎる!!!笑
でもこの理不尽さがホラーゲームとして良い塩梅だなって思っています。
難易度調整できる方法も同梱されているため、いろいろなルールを試して遊んでみるといいかもしれません。
盛り上がり
ぎゃーぎゃー盛り上がります!笑
ゲームバランスは箱女が最強なのですが、この理不尽なゲームバランスこそが盛り上がりにつながっていると感じました。
この理不尽な感じがホラーっぽい!
また、このゲームは、どちらかが勝つまで全員で盛り上がれます。
訪問者が死亡してしまった後はどうするんだ?というと、実は箱人という幽霊になるんです。
箱人は箱女側の陣営となり、つい先ほどまで仲間だった人が襲いかかってきます。
この寝返りシステム、最後まで全員が楽しめるようになっていて、製作者さまの粋な計らいを感じました!
プレイスタイル(直感的/論理的)
プレイスタイルは『直感的』です。
考える、推理するなどの要素はあまりなく、感覚的に遊ぶゲームだと思います。
ダイヤルロックを開けるときに、番号を推測するか、敵プレイヤーとの駆け引きくらいですかね。
運要素
運要素は『高め』です!
箱女と遭遇しないように探索する、強運が必要です!!一度遭遇すると死亡し、箱女側に寝返ることになります。
まとめ
今回は、対戦&協力型アナログ脱出ゲーム「ハコオンナ」をレビューしました。
ホラーというテーマではありますが、急な脅かし要素などはないので、ホラーが苦手な方でも楽しめると思います!
初めてだとゲーム準備に時間がかかるので、経験者を巻き込むか、事前に準備動画に目を通しておくことをおすすめします。
※以下準備動画は第6版ver.ではありませんが、参考になると思います。
当ブログでは他にも人数ごとにおすすめのアナログゲームを多数ご紹介しています!
よろしれければ下記からチェックしてみてくださいね。
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