
「血染めのピーターパン」による連続殺人事件――
国民的探偵アニメの世界を満喫!4PLマーダーミステリー!!
本記事ではマダミスHOUSEのマーダーミステリー『金田一少年の事件簿 夢見島殺人事件』について、レビューします。
本作品のあらすじ、遊び方やルール、登場キャラクター、およびネタバレなしの感想や評価などを解説します。当サイトが今後遊ぶ予定のあなたの参考になれば幸いです!
シナリオ概要
| プレイ人数 | 4人(GM不要) |
| プレイ時間 | 210分 |
| プレイ環境 | オフライン |
| 対象年齢 | 15歳~ |
| ジャンル | マーダーミステリー |
| 発売時期 | 2023/1/15 |
| デザイナー | 檜木田正史/木皿儀隼一 |
| サイズ | 16 x 11 x 3 cm |
| 版元 | マダミスHOUSE |
『金田一少年の事件簿 夢見島殺人事件』は、宝探しツアーの最中に起こる連続殺人事件を描いたシナリオです。
お馴染みのキャラクターたちが登場する世界で、自分たちが登場人物になって物語に参加できる夢のような作品で、オフライン・GMなしで4人でプレイすることができます。(原作を知らなくても十分楽しめる内容です!)
※本作のエンディングを確認するためには、インターネット接続が可能な環境と、二次元コード(QRコード)を読み取れる端末1台(スマートフォンなど)が必要です。
あらすじ

金田一一と幼馴染の七瀬美雪は、宝探しツアーの舞台となる無人島「夢見島」を訪れます。
その島は、ピーターパンやフック船長の物語を思わせる幻想的な風景から「ネバーランド島」とも呼ばれていました。
2泊3日のツアー初日、船着き場に集まったのは8名の参加者。
小さな船に揺られ、期待と冒険心を胸に島へと渡ります――。
しかし、彼らを待ち受けていたのは、夢のような冒険ではありませんでした。
そこに潜んでいたのは、「血染めのピーターパン」と名乗る正体不明の存在による、恐ろしくも冷酷な連続殺人事件だったのです。
登場人物紹介
本作品の主な登場キャラクターたちについてご紹介します。
冒険家:鰐淵存(男性/59歳)
- トレジャーハンター
- 経験豊富
- 屈強
- 顔に古傷
- プレイヤーキャラクター
ツアースタッフ:前池健(男性/41歳)
- ツアー会社社員
- 今回のトレジャーハンティングツアーの担当として同行
- プレイヤーキャラクター
助手:水田隅(女性/36歳)
- 霊能力者の新人助手
- 要領が悪くてドジ
- 霊能力者のわがままに振り回されおろおろしている
- プレイヤーキャラクター
ダウザー:天花鈴(女性/17歳)
- 女子高生ダウザー
- ペンデュラム(振り子)を用いてダウジングで宝物を探す
- クール
- プレイヤーキャラクター
女優:上本奈々(女性/40代)

- 有名な女優
- 霊能力者の連れとして来ただけで「宝探しには興味ない」と言う
- NPC(ノンプレイヤーキャラクター)
霊能力者:海原超福(男性/60代)

- テレビなどで当たると評判の霊能力者
- 足が悪くて杖をついている
- NPC(ノンプレイヤーキャラクター)
高校生:金田一一(男性/17歳)

- 高校2年生
- とあるルポライターの代わりに島を訪れた
高校生:七瀬美雪(女性/17歳)

- 高校2年生
- 金田一とは幼馴染
- 見るからに優等生
遊び方/ルール
- オープニング
- 配役・ルール確認
- キャラクターシナリオ①読み込み(5分)
- イベントシナリオ①読み合わせ
- キャラクターシナリオ②読み込み(15分)
- イベントシナリオ②読み合わせ
- 第一議論(10分)
- 第二議論(10分)
- キャラクターシナリオ③読み込み(5分)
- イベントシナリオ③読み合わせ
- 第三議論(20分)
- 第四議論(20分)
- 金田一へのヒント提出(5分)
- 投票(2分)
- エンディング
本作品は、「進行カード」を次々と開いていくことでゲームが進行するシナリオです。
ゲーム中に密談はありません。そのため、密談用のスペースや部屋を別途設ける必要はなく、カード類をセッティングできるスペースと4人の人が座れるスペースがあれば十分プレイ可能です。
ただし、「金田一へのヒント提出」フェイズと「投票」フェイズにて筆記用具が必要になります。4人分のペンと紙を用意しましょう。
それでは、遊び方やルールについて、後述にて説明します。
オープニング
ルールブックにある「オープニング」を代表者1名が声に出して読み上げます。
配役・ルール確認
ルールブックにある「キャラクター紹介」を見て、それぞれが担当する役(冒険家/ツアースタッフ/助手/ダウザーの中から1人1名を担当)を決めます。
その後、自分の担当するキャラクターの「キャラクターシナリオ」を受け取ります。
キャラクターシナリオ①読み込み(5分)
自分の「キャラクターシナリオ」を黙読します。
最初に読むのは「キャラクターシナリオ①」です。「※ここで読むのを止める」と書いてある箇所まで読み進めましょう。
くれぐれも他の人に中を見られないよう気を付けてください。
イベントシナリオ①読み合わせ
各自の「キャラクターシナリオ」の中に書かれている「イベントシナリオ①」の読み合わせを行います。
キャラクターシナリオ②読み込み(15分)
自分の「キャラクターシナリオ」の中にある「キャラクターシナリオ②」を読み込みます。
イベントシナリオ②読み合わせ
各自の「キャラクターシナリオ」の中に書かれている「イベントシナリオ②」の読み合わせを行います。
第一議論(10分)
1回目の全体議論(4人で揃って議論)を行います。
- 密談は不可
- 必要なら嘘をついてもOK
第二議論(10分)
2回目の全体議論を行います。
ルールについては、第一議論と同様です。
キャラクターシナリオ③読み込み(5分)
自分の「キャラクターシナリオ」の中にある「キャラクターシナリオ③」を読み込みます。
イベントシナリオ③読み合わせ
各自の「キャラクターシナリオ」の中に書かれている「イベントシナリオ③」の読み合わせを行います。
第三議論(20分)
3回目の全体議論を行います。
ルールについては、第一・第二議論と同様です。
第四議論(20分)
4回目の全体議論を行います。
ルールについては、これまでの議論と同様です。
※第四議論については、初心者がいる場合において議論時間を25分にすることもできます。(プレイヤー全員で相談の上決めましょう)
金田一へのヒント提出(5分)
各自”犯人の決め手になる”と思う手がかり(証拠)を金田一に1つ渡します。
適切なヒントを渡すと、金田一の推理が捗り、エンディングが変わるかもしれません。
各自、犯人の決め手になると思う赤色の「所持品カード」の中からカード番号、もしくはカード名を1つ、用意した紙に書きます。
自分の手元にあるカードでなくても、自分がゲーム中に見たことのあるカードであれば構いません。
投票(2分)
各自”犯人だと思う人物の名”を1つ、2枚目の紙(金田一へのヒントとは別の紙)に書きます。
人によっては質問が複数あります。
これは「投票」フェイズ時に「進行カード」で指示します。
エンディング
エンディングは議論中のプレイヤーの行動や選択によって分岐することがあります。
エンディングは長いので、みんなで一緒にエンディングシナリオを読み上げ、自分たちが紡ぐ物語展開を楽しましょう。
評価と感想
わたしが本作を遊んだときの条件は、以下の通りです。
評価
本格派ミステリーの醍醐味を詰め込んだ、原作未経験者にも優しいシナリオ◎
| 推理難易度 | ロールプレイの楽しさ | 世界観没入度 | 感情揺さぶられ度 |
| ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐☆☆ | ⭐⭐⭐☆☆ | ⭐⭐⭐☆☆ |
本作は、推理要素を中心に据えた王道の本格ミステリーシナリオです。
物語の進行においては、読み合わせパートが多く用意されており、プレイヤー同士のロールプレイが自然に盛り上がる構成になっています!
マーダーミステリーで腰を据えて推理を堪能したいとき、あるいは本格ミステリーの登場人物になりきりたいときに、ぜひ手に取ってほしい一作です。
シナリオの進行システムはシンプルで分かりやすく、初心者でも安心して楽しめる点も魅力のひとつ。
また、プレイヤーが演じるキャラクターはすべてこのシナリオ用に作られたオリジナルキャラクターのため、原作(金田一少年の事件簿)を知らなくても全く問題ありません。
むしろ本作を通して、原作の世界観や魅力に触れるきっかけにもなるでしょう。
難易度
難易度は『やや高め』です。
キャラクターシナリオのテキスト量はかなり多めです。
ゲームの進み具合によってテキストを読む部分が区切られており、また、読み合わせの部分もあるのでキャラクターシナリオまるまる自分ひとりで抱える必要はありませんが、情報量は多い印象です。
キャラクターシナリオ読み込みフェイズにて都度キャラクターの情景を浮かべながら自身が置かれた状況を整理しましょう。
感想
議論が止まらない!原作未読でも大満足の金田一マダミス◎
今回プレイしたシナリオは、「金田一少年の事件簿」の世界観を存分に楽しめるマーダーミステリー。
わたしの卓は、マダミス経験豊富な猛者ばかりだったのですが、それでも議論が途切れることなく、終始熱量高く進行しました。
進行カードをめくるたびに展開が動くシステムは、「次は何が起こるんだろう?」というワクワク感を常に保ってくれます。
本編プレイ時間は3時間半とボリュームたっぷりですが、推理と議論に没頭していたら、気づけば時間が溶けていました。
終わった後の感想戦も盛り上がり、本編の余韻を引きずりながらさらに語り合えるのも魅力。
原作を知らなくても十分楽しめるので、ミステリー好きや議論好きの方には特におすすめの一作です。
まとめ
今回は4PLマーダーミステリー『金田一少年の事件簿 夢見島殺人事件』についてレビューしました!
国民的探偵アニメの世界観を、原作を知らずとも楽しめる本格ミステリーシナリオでした。
当ブログでは、4人でプレイ可能なおすすめのマーダーミステリーや、オンラインでも楽しめるマーダーミステリーを多数ご紹介しています。
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