
「俺のターン!」になるたび、役職が変わる!?
相手の思考を読み合う、正体隠匿系心理戦ボードゲーム!!
正体隠匿系の心理戦ゲーム『あやつり人形 クラシック』についてレビューします。
ゲームのルールや遊び方、実際に遊んでみた感想・評価についてご紹介します。
このゲームが気になっているあなたは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ゲーム概要
| プレイ人数 | 2~7人 |
| プレイ時間 | 30~60分 |
| 対象年齢 | 10歳~ |
| ジャンル | 正体隠匿 |
| 発売時期 | 2018/11/22 ※原版は2000年 |
| 箱サイズ | 124 × 124 × 40 mm (縦×横×厚さ) |
| 版元 | Fantasy Flight(ファンタジー・フライト) |
| 日本語版販売 | アークライト(Arclight) |
『あやつり人形 クラシック』はターンごとに役職を変えながら建築物を建てて都市を完成させる、正体隠匿系の心理戦ボードゲームです。
役職は8種類あり、それぞれ異なる能力を持っています。
誰が次のターンにどのような役職になるのかを推理しながら、戦略を立てて進行します。
2000年のドイツ年間ゲーム大賞に最終ノミネートされた実績もあり、世界的に大人気のボードゲームですね!
カードスリーブサイズ
本作のカードサイズは、90mm×57.5mm、カードの枚数は84枚です。
対応するスリーブは下記からご確認頂けます。
シリーズ作品と拡張版一覧
その他シリーズ作品・拡張版は以下の通りです。
遊び方/ルール

このゲームは、建築物を建てていち早く都市を完成させるゲームです。
ラウンドごとに、異なる能力を持つ役職カード8枚から1枚を秘密裏に選びます。
役職カードには、ライバルの手番をスキップするもの、金貨を強奪するもの、建物カードを破壊するものなど、さまざまな種類があります。
そのカードを活用しながら、他のプレイヤーたちからの妨害を潜り抜け、ひたすら建物を建てて勝利ポイントを稼いでいきます。
ゲームの目的

ゲーム終了時点で最も勝利ポイントの高いプレイヤーが勝利!
誰かが7つ(※)の建物を建てたらそのラウンドでゲームが終了となります。
勝利点の計算方法は下記の通りです。
- 自分が建設した建物カードそれぞれの建設コストの合計に等しい勝利点を獲得
- 5種類(赤、青、黄、緑、紫)すべての建物カードを建設したプレイヤーはボーナスとして3点獲得
- 7枚目(※)の建物カードを完成させたプレイヤーはボーナスとして4点獲得
- 2番目以降に7枚目(※)の建物カードを完成させたプレイヤーはボーナスとして2点
- 特殊な建物カード(紫)があれば適宜勝利点を獲得
※2~3人で遊ぶ場合は8枚
ゲームの流れ
ゲームの進行は次の通りです。
- キャラクター選択
- プレイヤー手番(役職順)
- 収入を得る
- 建設
- キャラクターの能力
- ゲームの終了
各プレイヤーに下記の通り配布します。
- 建物カード:4枚
- 金貨トークン:2枚
残りの建物カードはシャッフルして、山札としてテーブルの中央に置きます。
金貨トークンは建物カードの脇にまとめて「銀行」として置きます。
一番年上のプレイヤーは、親となり、王冠カードを受け取り、
このプレイヤーから手番をスタートさせます。
※王冠カードを持つプレイヤーからキャラクター選択フェーズがスタートします。
キャラクター選択

親プレイヤーはキャラクターカード8枚をシャッフルして、その中からランダムにカードを捨てます。
※捨てたカードはじじ抜きでいうところの”じじ”にあたります。
親プレイヤーは、残りのキャラクターカードの束を受け取って中身を確認し、
自分が担当するキャラクターを1枚選んで他のプレイヤーに選んだものが分からないよう手元に残します。
残りのキャラクターカードの束を左隣のプレイヤーに渡し、全員がキャラクターカードを1枚ずつ受け取るまで繰り返します。
誰にも選ばれずに残ったカードは、先ほど捨てたキャラクターカードの近くに伏せて置いておきます。
プレイヤー手番(役職順)

キャラクターカードの順位(カード左上に書かれている数字)の低い順に、
カードを公開して下記の通り手番を進めていきます。
収入を得る

プレイヤーは以下の2つのどちらか好きな方を実行します。
- 銀行から2ゴールド獲得
- 建物カードの山札から2枚ひき、2枚のうちどちらか1枚を選んで手札に加える
建設

自分の手札にある建物カードを1枚建設することができます。
建設したい建物カードを自分の前に表を向けて置き、そのカードに記された建設コスト分の金貨を銀行に支払います。
このとき、自分が既に建設したものと同じ名称の建物カードを建設することはできません。
建設した建物カードは自分の前に公開したままずっと並べて置いておきます。
キャラクターの特殊能力

プレイヤーは手番中、選んだキャラクターの特殊能力を1回だけ使用することができます。
能力使用のタイミングが明記されていない場合は、
自分の手番中、収入を得た後であればどのタイミングでも使用することができます。
すべてのプレイヤーが手番を行ったら、親プレイヤーから順にキャラクター選択を行います。
親プレイヤーは、このラウンドで王様の役職を選んだプレイヤーです。
誰かが7つ(2~3人プレイのときは8つ)建物を完成するまで以上を繰り返します。
ゲーム終了処理
誰かが7つ(2~3人プレイのときは8つ)建物を完成したら、そのラウンドでゲーム終了です。
下記に従って得点計算をし、最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります!
- 自分が建設した建物カードそれぞれの建設コストの合計に等しい勝利点を獲得
- 5種類(赤、青、黄、緑、紫)すべての建物カードを建設したプレイヤーはボーナスとして3点獲得
- 7枚目(※)の建物カードを完成させたプレイヤーはボーナスとして4点獲得
- 2番目以降に7枚目(※)の建物カードを完成させたプレイヤーはボーナスとして2点
- 特殊な建物カード(紫)があれば適宜勝利点を獲得
評価と感想

※評価項目の性質上、「数値が高いほど良い」「数値が低いほど悪い」というわけではありません。ご了承ください。
ルール理解度 (インスト時間):~30分
プレイヤーが手番中行うアクションは「キャラクターを選ぶ」「収入を得る」「カードを引く」「建物カードをプレイする」の4つのみと、ゲームの流れはわかりやすいです。
しかし、8種類のキャラクターの特殊能力や建物の効果、ドラフト時のルールなど把握すべき要素がやや多めです。
理解するまでに30分前後のインスト時間を見ておくとスムーズです。
盛り上がり度:50% (バランス型)
相手の裏をかく読み合いや「暗殺者」・「盗賊」によるバッティングが炸裂した瞬間には歓声が上がりますが、基本的には相手の手札や思考をじっくり読み取る心理戦が中心です。
ワイワイ大騒ぎするパーティー感と、静かに盤面を見極める戦略性のバランスが取れた盛り上がり度です。
見た目・コンポーネント:ややシンプル
カードを中心とした構成なので、コンポーネント自体は比較的シンプル。
ただ、キャラクターカードや建物カードのイラストには独特のファンタジー感があり、「中世の都市を作っている」雰囲気をしっかり感じられます。
選択肢のジレンマ:毎手番悩む
「誰がどのキャラクターを選んだか?」「自分を攻撃してきそうな役職はどれか?」「あえて裏をかいて別の役職を選ぶべきか?」など、毎ラウンドのキャラクタードラフトから手番の建物建設に至るまで、強い心理的ジレンマと長考必至の読み合いが楽しめます。
運要素:絶妙なバランス
建物カードの引き運やドラフト順の運要素は存在するものの、相手の行動を予想するブラフ・心理戦と実力(立ち回り)でカバーできる要素が大きいです。
運と戦略のバランスが絶妙に噛み合っています。
リプレイ性:高耐久
プレイ人数によってドラフトの心理戦が全く異なる変化を見せるほか、新版では拡張キャラクターや特殊建物カードが多数同梱されています。
組み合わせを変更するだけで展開がガラリと変わるため、高いリプレイ性を備えています。
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐☆
戦略系ゲームやじっくりした読み合いが好きな方にぜひおすすめしたい正体隠匿ゲームです!
役職決定がランダム・固定化されることなく、”毎ターン自分で選ぶ”からこそ、本作特有の心理戦が生まれます◎
役職の能力を使う際も、プレイヤー名ではなく役職名で指定するため「あいつは絶対にあの役職を選んでいるはず!」と推理しながら進めるのが最高に痺れます。
Aさんが優勢だから邪魔したいのにうまく噛み合わなかったかもどかしさや、思いがけないところから罠にハマったりと、卓越した心理戦に没頭できる傑作です!
まとめ
今回は、正体隠匿系の心理戦ボードゲーム『あやつり人形 クラシック』についてご紹介しました。
毎ターン変わる役職を読み合いながら、相手を出し抜いて都市を完成させていく心理戦がとにかく面白いゲームです!
「相手が次に何を選ぶのか?」を考えながらプレイするので、じっくり考えるタイプのボードゲームが好きな方にはかなりおすすめ◎
また、今回ご紹介したのはクラシック版ですが、より多くの人数で遊べる新版や、キャラクター・建物を追加できる拡張版も発売されています。
遊ぶ人数や好みに合わせて、こちらもチェックしてみてくださいね◎
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