※本記事はPR記事です※
推理と議論が白熱!!
マダミス中級者向け・オンラインプレイのマーダーミステリー!
今回は『妙言庵殺人事件』について、ネタバレなしでレビューします。
本ゲームのあらすじや遊び方・ルール、登場キャラクター、プレイの感想・評価について解説します。本記事がプレイ検討中のあなたの参考になれば幸いです!
『妙言庵殺人事件』ってどんなマダミス?
プレイ人数 | 6人(GM必須:PL5名+GM1名) |
プレイ時間 | 300分 |
プレイ環境 | オンライン(ココフォリア+Discord) |
ジャンル | マーダーミステリー |
サイズ | 207MB |
版元 | Ducksquad |
『妙言庵殺人事件』は、山奥に佇む高級旅館で巻き起こる首相殺人事件を描いたシナリオです。
本作品は一般的なマーダーミステリーの証拠カードシステムに加えて、本シナリオならではの独特な証拠カードシステムを楽しめます。
オンライン(ココフォリア+Discord)でプレイ可能で、5人のプレイヤーとGM1人で遊ぶことができます。
あらすじ
妙言庵――
それは山奥に佇む大人の隠れ家で、自然豊かで川のせせらぎが聞こえ、癒しと安らぎを与える場所。
有名な小説家から政治家など、数多くの著名人が訪れると言われている知る人ぞ知る高級旅館である。
旅館のホームページを見た4人が妙言庵に到着した。
彼らはそれぞれが日常の喧騒を忘れて、旅館の雰囲気に浸っていた。
そんな楽しい雰囲気も束の間、悲劇は突然起こり、、、妙言庵での恐怖の夜が幕を開けた。
登場人物紹介
物語の主な登場キャラクターたちについて、ざっくりご紹介します。
芹の間
“芹の間”に宿泊する客人
薺の間
“薺の間”に宿泊する客人
鈴菜の間
“鈴菜の間”に宿泊する客人
蘿蔔の間
“蘿蔔の間”に宿泊する客人
お問い合わせ
妙言庵のスタッフ
遊び方/ルール
- ハンドアウト読み込み
- プロローグ
- ソロ探索(5分)
- 密談探索(20分)
- ソロ探索(5分)
- 全体会議(20分)
- 休憩(10分)
- ソロ探索(10分)
- 密談探索(20分)
- ソロ探索(10分)
- 全体会議(20分)
- 小休憩(5分)
- 最終会議(25分)
- 推理(5分)
- 行動
- エンディング
本シナリオは、特有の証拠カードシステムをもちます。
各プレイヤーは大きく分けて3つのミッション「行動ミッション」「真相ミッション」「ボーナスミッション」があります。
行動ミッションは、探索中~エンディング直前までに行う目的です。
真相ミッションは、推理フェイズで回答する目的で、主に”犯人を捜す”などです。
ボーナスミッションは各プレイヤーによって異なる小さな目的です。
各目的ごとにポイントが振られており、高得点を目指します。
GM必須のシナリオなので、ゲームの進行やルールはGMの指示に都度従いましょう。
それでは、本ゲームの遊び方・ルールについて、後述にて少し詳しく解説していきます。
ハンドアウト読み込み
上図の旅館「妙言庵」のホームページ画像から、芹の間、薺の間、鈴菜の間、蘿蔔の間、お問い合わせの中から選択します。
決定した選択肢と対応するハンドアウトをGMより受け取り、黙読します。
プロローグ
各プレイヤーハンドアウトを読み終えたら、GMより受け取ったプロローグの読み合わせを行います。
ここで、各プレイヤーは担当キャラクターの自己紹介もあわせて行います。
ソロ探索(5分:ゲーム内4回)
GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得します。
また、すべての探索において自分の部屋を探索することはできません。
密談探索(20分:ゲーム内3回)
GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得します。
そのカードを見た後、プレイヤー順に密談相手を選ぶ権利があります。(4分×5名)
密談は行わず、全員で話し合いたい場合には、誰とも密談をしない選択も可能です。
密談で秘密にしたい内容を話したり、アイテムを交換したりしましょう。
また、密談相手にのみ特定の相手にカードを見せることができます。
なお、前後半それぞれにつき、同じ相手を密談に誘うことはできません。
全体会議(20分)
GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得した後、逆の順番でカードを1枚取得し、そこで取得したカードを全体公開します。
全員で話し合いをします。
最終会議(25分)
GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得した後、逆の順番でカードを1枚取得し、そこで取得したカードを全体公開します。
ゲームを通して最後の話し合いの場です。
推理(5分)
真相ミッションの回答時間です。回答は動機や理由を含めて細かく説明しましょう。
行動
プレイヤーは全員ロビーに集まり、クライマックスを迎えることになります。
このフェイズでは、自分の目的や、やるべき行動(数秒程度でできるもの)を自由に宣言して行うことが出来る、いわばロールプレイの時間です。
自分の目的を果たすために、何を実行すべきなのか、よく考えて行動を起こしましょう。
エンディング
エンディングを迎え、物語の真相・解説をGMより展開されます。
最後に各キャラクターの目標達成/未達成の確認や、それぞれが持つ秘密、事件の真相について話し、お互いの健闘を称え合いましょう!
評価と感想
それでは、独断と偏見による個人的な評価と感想を綴ります。
わたしが本作を遊んだときの条件は、下記の通りです。
評価
推理をがっつり楽しめる!思考が止まらず議論が捗るマーダーミステリー!!
本作品は、推理要素が大きく、ロールプレイも楽しめるので”マダミスらしさ”を堪能できる作品です。
独自のカードシステムも良く、GM視点でもプレイヤー視点でも物語を楽しめる工夫が施されていると感じました。
5時間という長尺シナリオですが、プレイヤーの方々からも「途中でダレることなくあっという間に時間が過ぎた」というお声を頂き、またGMの自分自身も終始飽きることなく見守ることができました。
GMを必ず立てる必要のあるシナリオではありますが、特異なルールもありGM負担が大きく、プレイヤーのサポートまで手が回らないと思います。
そのため、プレイヤーはある程度マダミス慣れをしている方がプレイすることをおすすめします。
また、キャラクター選択を、どのようなキャラクターがいるのか、性別も年齢も風貌も何もわからない状態で、旅館の部屋の名前で選択を委ねる部分もおしゃれで素敵ですよね。
どのような人物かが事前にわかってしまうと、自分の気持ちで選ぶキャラクターって偏りがちになってしまうんですけれど、普段自分が選ぶようなキャラクターではない人を演じることができるので、それもそれで新鮮で楽しいです。
この”新鮮さ”を味わうためにも、既にいくつもシナリオを通過した方におすすめのマダミスです!
難易度
難易度は『やや高め』です。
ハンドアウトの情報量は少なめですが、ルールが特殊な部分もあり、GM負担の大きいシナリオです。
GMからのサポートは難しいと思われるので、プレイヤーが完全に初心者の方ばかりの場合、サブGMをもう一人設けるなどの工夫が必要かもしれません。
感想
長時間のシナリオにもかかわらず、最初から最後までダレることなく楽しめる物語!!
5時間みっちり時間を余すことなく、考えることがありすぎて、議論が白熱する物語となり、GMとして見守っていて面白いシナリオでした!
GM視点では、ココフォリアで手軽に展開できるZIPファイルが準備されているため、ファイルをドラッグ&ドロップするだけでゲームフィールドが作れてしまう点や、推奨BGMをピックアップしてくれているため、事前にBGMを探す手間削減の点など、事前準備にかかる時間が軽減されたところはとても嬉しかったですね◎
また別の卓で回す機会があればいいな~~~
まとめ
今回はオンラインで遊べるマーダーミステリー『妙言庵殺人事件』についてレビューしました。
キャラクター選択やカードシステムが面白い、推理と議論が白熱するマダミス中級者向けの長尺シナリオでした!
当ブログでは、ほかにも5人で遊べるマダミスやオンラインで遊べるマダミスをご紹介しています。
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