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【マダミスレビュー】妙言庵殺人事件|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし

マーダーミステリー

※本記事はPR記事です※

推理と議論が白熱!!
マダミス中級者向け・オンラインプレイのマーダーミステリー!

今回は『妙言庵殺人事件』について、ネタバレなしでレビューします。

本ゲームのあらすじや遊び方・ルール、登場キャラクター、プレイの感想・評価について解説します。本記事がプレイ検討中のあなたの参考になれば幸いです!

本記事は、作品をよりお楽しみ頂けるようシナリオのミスマッチ軽減(こんなはずじゃなかった防止)が目的です。
ネタバレに触れないようにしていますが、ゲームの流れや感想・評価の記載があるためご注意ください。

シナリオ概要

【マダミスレビュー】「妙言庵殺人事件」遊んでみたよ(ネタバレなし)
プレイ人数PL5人+GM1人(GM必須)
プレイ時間300分
プレイ環境オンライン(ココフォリア+Discord)
ジャンルマーダーミステリー
サイズ‎207MB
版元Ducksquad

妙言庵殺人事件』は、山奥に佇む高級旅館で巻き起こる首相殺人事件を描いたシナリオです。

本作品は一般的なマーダーミステリーの証拠カードシステムに加えて、本シナリオならではの独特な証拠カードシステムを楽しめます。

オンライン(ココフォリア+Discord)でプレイ可能で、5人のプレイヤーとGM1人で遊ぶことができます。

あらすじ

山深く、ひっそりと佇む「妙言庵」。

豊かな自然に囲まれ、耳を澄ませば川のせせらぎが心地よく響く――まるで日常から切り離されたかのような、大人のための隠れ家です。

知る人ぞ知るこの高級旅館は、有名作家や政治家といった数多の著名人が密かに足を運ぶ場所としても知られています。

そんな妙言庵の公式サイトを目にした4人は、日々の喧騒を離れ、この特別な空間を求めてやってきました。

到着した彼らは、その静謐な雰囲気に身を委ね、穏やかな時間を過ごし始めます。

――しかし、安らぎの時は長くは続きません。

楽しいひとときの背後から、じわりと忍び寄る影。

やがて訪れるのは、想像を超えた恐怖の夜。

妙言庵は、この日、静かな宿から悪夢の舞台へと変貌していくのです。

登場人物紹介

物語の主な登場キャラクターたちについて、ざっくりご紹介します。

【マダミスレビュー】「妙言庵殺人事件」遊んでみたよ(ネタバレなし)

芹の間

“芹の間”に宿泊する客人

薺の間

“薺の間”に宿泊する客人

鈴菜の間

“鈴菜の間”に宿泊する客人

蘿蔔の間

“蘿蔔の間”に宿泊する客人

お問い合わせ

妙言庵のスタッフ

遊び方/ルール

ゲームの進行
  1. ハンドアウト読み込み
  2. プロローグ
  3. ソロ探索(5分)
  4. 密談探索(20分)
  5. ソロ探索(5分)
  6. 全体会議(20分)
  7. 休憩(10分)
  8. ソロ探索(10分)
  9. 密談探索(20分)
  10. ソロ探索(10分)
  11. 全体会議(20分)
  12. 小休憩(5分)
  13. 最終会議(25分)
  14. 推理(5分)
  15. 行動
  16. エンディング

本シナリオは、特有の証拠カードシステムをもちます。

各プレイヤーは大きく分けて3つのミッション「行動ミッション」「真相ミッション」「ボーナスミッション」があります。

行動ミッションは、探索中~エンディング直前までに行う目的です。

真相ミッションは、推理フェイズで回答する目的で、主に”犯人を捜す”などです。

ボーナスミッションは各プレイヤーによって異なる小さな目的です。

各目的ごとにポイントが振られており、高得点を目指します。

GM必須のシナリオなので、ゲームの進行やルールはGMの指示に都度従いましょう。

それでは、本ゲームの遊び方・ルールについて、後述にて少し詳しく解説していきます。

ハンドアウト読み込み

【マダミスレビュー】「妙言庵殺人事件」遊んでみたよ(ネタバレなし)

上図の旅館「妙言庵」のホームページ画像から、芹の間、薺の間、鈴菜の間、蘿蔔の間、お問い合わせの中から選択します。

決定した選択肢と対応するハンドアウトをGMより受け取り、黙読します。

プロローグ

各プレイヤーハンドアウトを読み終えたら、GMより受け取ったプロローグの読み合わせを行います。

ここで、各プレイヤーは担当キャラクターの自己紹介もあわせて行います。

ソロ探索(5分:ゲーム内4回)

【マダミスレビュー】「妙言庵殺人事件」遊んでみたよ(ネタバレなし)

GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得します。

また、すべての探索において自分の部屋を探索することはできません。

密談探索(20分:ゲーム内3回)

GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得します。

そのカードを見た後、プレイヤー順に密談相手を選ぶ権利があります。(4分×5名)

密談は行わず、全員で話し合いたい場合には、誰とも密談をしない選択も可能です。

密談で秘密にしたい内容を話したり、アイテムを交換したりしましょう。

また、密談相手にのみ特定の相手にカードを見せることができます。

なお、前後半それぞれにつき、同じ相手を密談に誘うことはできません。

全体会議(20分)

GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得した後、逆の順番でカードを1枚取得し、そこで取得したカードを全体公開します。

全員で話し合いをします。

最終会議(25分)

GMの指示に従い、プレイヤーは順番にカードを1枚取得した後、逆の順番でカードを1枚取得し、そこで取得したカードを全体公開します。

ゲームを通して最後の話し合いの場です。

推理(5分)

真相ミッションの回答時間です。回答は動機や理由を含めて細かく説明しましょう。

行動

プレイヤーは全員ロビーに集まり、クライマックスを迎えることになります。

このフェイズでは、自分の目的や、やるべき行動(数秒程度でできるもの)を自由に宣言して行うことが出来る、いわばロールプレイの時間です。

自分の目的を果たすために、何を実行すべきなのか、よく考えて行動を起こしましょう。

エンディング

エンディングを迎え、物語の真相・解説をGMより展開されます。

最後に各キャラクターの目標達成/未達成の確認や、それぞれが持つ秘密、事件の真相について話し、お互いの健闘を称え合いましょう!

評価と感想

わたしが本作を遊んだときの条件は、下記の通りです。

参加人数  :6名(全員マダミス20シナリオ以上通過の経験者)
プレイ時間 :約5.0時間(感想戦込み)
GM有無   :有
担当キャラ :GM

評価

推理をがっつり楽しめる!思考が止まらず議論が捗るマーダーミステリー!!

推理難易度ロールプレイの楽しさ世界観没入度感情揺さぶられ度
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐☆☆☆⭐⭐☆☆☆⭐⭐☆☆☆

本作は、推理の醍醐味を余すことなく味わえる作品です。

独自のカードシステムが物語を立体的に広げ、プレイヤーとしてもGMとしても没頭できる工夫が随所に感じられます。

プレイ時間は5時間と長丁場ですが、参加者からは「一瞬で終わった」「中だるみがなかった」という声が多く、わたし自身もGMとして最後まで集中して見守ることができました。

時間の長さを忘れさせるだけの推進力が、このシナリオにはあります。

ただし、GM必須であることに加え、特異なルールや進行管理の難しさから、GMの負担は大きいです。

プレイヤーへのフォローまで手が回らない場面も出てくるため、参加者はある程度マダミスに慣れていることが望ましいと思います。

また、キャラクター選択の方法も秀逸!

性別も年齢も外見も一切知らされず、旅館の部屋名だけで選ぶという仕掛けは、先入観を排し、普段選ばないような役に挑戦するきっかけになります。

結果として、新たなキャラクター性を発見できる点がとても魅力的でした。

総じて、推理に深く浸りたい中~上級者、そして自分の演じる幅を広げたいプレイヤーに強く薦めたい一作です。

長時間の議論と濃密な推理戦を楽しみたいなら、この作品は間違いなくあなたの心をつかんでくれることでしょう◎

難易度

難易度は『やや高め』です。

※この難易度は、ゲームシステムの複雑性、テキスト・情報量に基づき、真犯人特定の難しさを表すものではありません。

ハンドアウトの情報量は少なめですが、ルールが特殊な部分もあり、GM負担の大きいシナリオです。

GMからのサポートは難しいと思われるので、プレイヤーが完全に初心者の方ばかりの場合、サブGMをもう一人設けるなどの工夫が必要かもしれません。

感想

長時間でも最後まで集中が切れない、熱量の高いマダミス体験!

5時間という長尺ながら、一瞬たりとも気を抜けない展開で、議論は常に熱を帯び、プレイヤーもGMも夢中になれるシナリオでした。

特に、GMとしては事前準備のしやすさが嬉しいポイント!

ココフォリア用のZIPファイルをそのままアップロードするだけで盤面が完成し、推奨BGMまで用意されているため、準備の負担がぐっと軽くなります。

物語の濃さと運営のしやすさ、その両方を兼ね備えた作品で、また別の卓でもぜひ回してみたいと感じました。

まとめ

今回はオンラインで遊べるマーダーミステリー『妙言庵殺人事件』についてレビューしました。

キャラクター選択やカードシステムが面白い、推理と議論が白熱するマダミス中級者向けの長尺シナリオでした!

当ブログでは、ほかにも5人で遊べるマダミスやオンラインで遊べるマダミスをご紹介しています。

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