
パズル×ミステリーの独特ギミック!
臨場感あふれるSF的マーダーミステリー!!
今回はパニックパズルマーダーミステリー『PAANNIIICCC!!!』について、ネタバレなしでレビューします。
あらすじやゲームの流れ・遊び方、登場キャラクター、遊んでみた感想や評価について解説しますので、本記事が今後プレイ予定のあなたの参考になれば幸いです!
シナリオ概要
| プレイ人数 | 6人(GM不要) |
| プレイ時間 | 180分 |
| プレイ環境 | オフライン |
| 対象年齢 | 15歳~ |
| ジャンル | マーダーミステリー |
| 発売時期 | 2023/12/26 |
| デザイナー | 田中佳祐 |
| サイズ | 19.5 x 19.5 x 2.7 cm |
| 版元 | Mystery Knives |
パニックパズルマーダーミステリー『PAANNIIICCC!!!』は、プレイヤー全員で協力してパズルを解き、殺人事件の犯人を突き止めるシナリオです。
あなたたちの中に潜む犯人を捜すと同時に、3つのパズルゲームに挑戦してクリアを目指すという変わったギミックをもつマダミスで、オフライン・GMなしで6人で遊べます。
※本作は動画をもとにゲームが進行するため、スマートフォンやタブレットなどインターネット接続かつ動画再生可能な端末1台が必要です。
あらすじ


パニックボール02へようこそ。
私はナビゲーションロボットのラルフ、識別番号は135です。
あなたたちは環境保全実験”パニックボール02″に招待されました。
パニックボール02は広大な砂漠にぽつんと建てられた巨大な科学実験施設です。
これから3年間、あなたたちはパニックボール02の住民です。
この施設の中には5つのエリア(海洋エリア、砂漠エリア、草原エリア、ジャングルエリア、研究ルーム)が存在します。
実験がスタートすると、あなたたちはこれらのエリアの環境を維持できるよう活動します。
外部からの補給は一切なく、施設の中だけで自分たちの食料生産を含め、持続可能な生態系を構築する必要があります。
無事に終えることができれば、このパニックボール02の環境を保全するガーディアンの資格が与えられます。

ここは完璧に安全な施設です。
トラブルは99%ありえませんのでご安心ください。
それでは、これからトレーニングを始めましょう。
登場人物紹介
“パニックボール02″の実験に参加する登場キャラクターたちをご紹介しましょう。
グレース(36歳/女性)

- 生物学者
- パニックボール02のリーダー
- 大企業の主任研究員
ジェシカ(37歳/女性)

- 物理学者
- パニックボール02のサブリーダー
- グレースとは同じ大学で学んだ研究者
チャールズ(41歳/男性)

- 神学者
- 高度な科学知識をもつ
- ジェシカにスカウトされた
ベアー(29歳/男性)

- 軍人
- とある理由で軍隊を除籍になった
- グレースにスカウトされた
ロックハウンド(27歳/男性)

- 農学者
- 宇宙飛行士になる夢を持つ
- ジェシカにスカウトされた
リヴ(35歳/女性)

- 医者
- 故郷の医療インフラの改善を望む
- グレースにスカウトされた
遊び方/ルール
- プロローグ(5分)
- ハンドアウトの読み込み(5分)
- ルールの確認(10分)
- ハンドアウトの読み込み(10分)
- キャラクター自己紹介(5分)
- 事件のはじまり(5分)
- トレーニングフェイズ1
- 準備(5分)
- トレーニング(20分)
- トレーニングフェイズ2
- 準備(5分)
- トレーニング(20分)
- トレーニングフェイズ3
- 準備(5分)
- トレーニング(20分)
- ???フェイズ(20分)
- 殺人事件の犯人投票フェイズ
- 最終議論(10分)
- 投票(10分)
- エンディングフェイズ
本作品は、3つのパズルを題材にしたミニゲームに挑戦しながら、殺人事件の犯人を探し当てるシナリオです。
このゲームでは、動画を見て進行するフェイズがいくつかあります。スマートフォンやタブレットなどインターネット接続かつ動画再生可能な端末を用意して遊びましょう。
また、ゲーム中に密談は一切ありません。別途密談用のスペースは特に設ける必要はありません。
遊び方やルールについて、もう少し詳しく解説していきます。
プロローグ(5分)
ルールブックの表紙に記載されているQRコードから専用サイトにアクセスし、ゲームの進め方の確認、およびプロローグの動画を再生します。
ハンドアウトの読み込み(5分)
担当するキャラクターを選び、ハンドアウトを各自受け取ります。
ルールブックにて指定されたハンドアウトのページを黙読で確認していきます。
ハンドアウトの内容は、指示があるまで他のプレイヤーに話してはいけません。
ルールの確認(10分)
ルールブックをもとに、ゲーム全体のルールを確認します。
ハンドアウトの読み込み(10分)
ルールブックで指定されているハンドアウトのページの内容を各自確認します。
キャラクター自己紹介(5分)
1人ずつ担当キャラクターになりきって自己紹介を行います。
グレースから順に、ハンドアウト指定のページを読み上げましょう。(自己紹介の順番はハンドアウトに指定があります)
事件のはじまり(5分)
ルールブックの裏表紙に記されているQRコードを読み込み、専用サイトへアクセスして指示に従いましょう。
その後の進行は、専用サイト、および動画再生で進行が行われます。
トレーニングフェイズ1:準備(5分)+トレーニング(20分)
トレーニングフェイズは1~3に分かれており、それぞれ異なるパズルゲームに挑戦します。
具体的なパズルの内容やルールは、動画の中で説明がありますので、指示に従いましょう。
本フェイズは、「準備」と「トレーニング」で時間の区切りがあります。
「準備」では、動画の指示に従いルールの確認や、内容物の準備を行います。「準備」の時間に、事件の内容に関する推理や相談はできません。ルールの確認の会話はOKです。
「トレーニング」では、パズルに挑戦したり、事件の捜査をしたり、さまざまなことを同時進行で行います。20分間のうち、どのくらいの時間をパズルゲームの攻略に使い、また事件解決のための相談に使うかはプレイヤーたちの自由です。
トレーニングフェイズ2:準備(5分)+トレーニング(20分)
トレーニングフェイズ1と同様、動画の指示に従い進行します。
トレーニングフェイズ3:準備(5分)+トレーニング(20分)
トレーニングフェイズ1、2と同様、動画の指示に従い進行します。
???フェイズ(20分)
トレーニングフェイズ終了後、20分間なんらかの特別なフェイズがあります。パッケージを開けてみてからのお楽しみです。
殺人事件の犯人投票フェイズ:最終議論(10分)+投票(10分)
いよいよ事件の真相に迫ります。このフェイズでは、「最終議論」と「投票」に時間が分かれています。
最終議論の時間では、1人ずつ推理を発表する、発言の少ないプレイヤーに意見を聞く、特に疑われているプレイヤーに質問するなど、時間を有効に利用しましょう。
投票の時間は、「せーの」の合図で犯人だと思うプレイヤーに指さし投票を行います。最多票を集めた人が犯人となり、エンディングを迎えます。
エンディングフェイズ
エンディングブックを開き中身を確認し、指示に従って内容を読み上げます。
最後に各キャラクターの目標達成/未達成の確認や、それぞれが持つ秘密、事件の真相について話し、お互いの健闘を称え合いましょう!
評価と感想
わたしが本作を遊んだときの条件は、以下の通りです。
評価
パズルゲームとミステリーが融合した、近未来型没入シナリオの魅力!!
| 推理難易度 | ロールプレイの楽しさ | 世界観没入度 | 感情揺さぶられ度 |
| ⭐⭐⭐☆☆ | ⭐⭐☆☆☆ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐☆☆☆ |
本シナリオは、推理やロールプレイ以上に「世界観」を前面に押し出しているのが特徴です。
動画による進行や、実際にプレイヤーがパズルゲームを解くギミックによって、物語が現実に浸食してくるような臨場感が生まれています。
AIの案内を受けながら閉鎖された実験施設で過ごすという舞台設定は、近未来的かつSFテイストが強く、プレイ中はまるで映画の中に入り込んだような感覚に。
一方で、唯一惜しいと感じたのは「マップがない点」。
複数エリアを行き来する構造だからこそ、視覚的な補助があれば空間の把握がしやすく、さらに没入感が増したのではないかと思います。
とはいえ、パズル要素を含むため一見すると変化球のように見えますが、動画進行は丁寧でルールもシンプル。
謎解き好きはもちろん、マーダーミステリー初心者にも安心しておすすめできる作品です。
難易度
難易度は『やや低め』です。
ハンドアウトの情報量は気持ち多めの印象ですが、タイムラインで時系列がある程度まとめられているのでキャラクターの行動が頭の中で整理しやすかったです。
感想
近未来的な世界観とおしゃれデザインに酔いしれるマダミス体験◎
Mystery Knives制作のマダミスは、とにかくデザインが洗練されていますね!
今回も例外ではなく、パッケージから小物類まで細部に宿るセンスに惚れ惚れ。特にトレーニングフェイズで使用する小物は、色鮮やかで手に取るだけで心が躍りました。
まさに「見て楽しい・触れて嬉しい」体験です。
そして、このシナリオの魅力はビジュアルだけではありません。
AIによる案内や研究施設内での生活という近未来的な世界観は、どこか『ウェンディ、大人になって』を思い起こさせる雰囲気。
SF要素が強く、現実離れした空気感に浸れるので、没入度も高めです。
プレイしながら「やっぱりわたし、SF系が好きなんだな」と再確認しました。
さらに、我々の卓では進行用の動画を大きなモニターに映してプレイ!
これが想像以上に良くて、まるで実験施設に閉じ込められているかのような臨場感がありました。
ぜひ、下図のようなモニター接続でのプレイをおすすめします☺︎
きっと世界観が一段と鮮やかに立ち上がってくるはずです。
まとめ
今回はパニックパズルマーダーミステリー『PAANNIIICCC!!!』についてレビューしました。
パズルゲーム×ミステリーの独特ギミックもりだくさんでSFっぽい世界観のシナリオでした!
当サイトでは、6人でプレイできるおすすめマダミスや、パッケージ型マダミスのシリーズ作品まとめなど、マダミスを中心にアナログゲームの情報を発信しています。
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