
シンプルかつ短時間でプレイ可能!温泉宿で起きた惨劇を解き明かせ!!
今回はグループSNE×cosaicより発売されているマーダーミステリー『死体と温泉』について、ネタバレなしでレビューしていきます!
本作のあらすじや遊び方、登場キャラクター、感想や評価についてご紹介します。これから遊ぶ予定のあなたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シナリオ概要

プレイ人数 | 4〜5人(GM不要) |
プレイ時間 | 60分 |
プレイ環境 | オフライン |
対象年齢 | 15歳~ |
ジャンル | マーダーミステリー |
発売時期 | 2019月11月29日 |
デザイナー | 秋口ぎぐる |
サイズ | 16 x 11 x 3 cm |
版元 | グループSNE×cosaic |
『死体と温泉』は、グループSNE×cosaicのマダミスシリーズ”Murder Mystery Mini”シリーズのシナリオのひとつで、温泉街で起きた殺人事件の謎を解く王道ミステリーです!
プレイ時間60分とマダミスの中では短時間で遊べ、手軽にマダミスを楽しめる作品になっています。
GMなしで遊ぶことができ、4人で遊ぶ場合は1人NPCを設定します。(NPC設定カードが同梱されています)
あらすじ
某温泉宿の露天風呂で1人の男性の撲殺死体が発見されます。
さらに、撲殺された被害者の脱衣カゴから、サイレンサー付きの銃が発見されます。
容疑者は温泉宿の宿泊客たちや、宿に居合わせた5名の男女。
被害者は一体何者なのでしょうか?そして、彼を殺した犯人は誰なのでしょうか、、、?
登場人物紹介
それでは、惨劇の舞台となってしまった温泉宿に関わりの深い、容疑者5名をご紹介します。
涼夏倫太郎(男性/32歳)

- 売れない小説家
- 純文学色の強いミステリーを好む
- 既婚
- 温泉宿の宿泊客のひとり
雨水ミサ(女性/24歳)

- 温泉ライター
- 日本各地の温泉宿を巡っている
- 独身
- 温泉宿の宿泊客のひとり
小林智春(男性/32歳)

- 文芸誌の編集者
- 小説家・涼夏倫太郎の担当
- 原稿催促のため温泉宿を訪問
- 独身
冬月ほのか(女性/20代前半)

- ストリップ劇場の人気ダンサー
- 温泉街の外湯めぐりが好き
- 独身
- 外湯を楽しむために温泉宿を訪問
栗田秋史(男性/26歳)

- 旅館・外食サポート業者の社員
- タオルやおしぼりの配達担当
- 独身
- 備品の補充必要是非の確認のため温泉宿を訪問
遊び方/ルール
- オープニングフェイズ
- 第1〜第6議論フェイズ
- 投票フェイズ
- エンディングフェイズ
大まかなゲームのルールは、至ってシンプルです!
複雑なルールがないため、マダミス自体初めて遊ぶという方にも滞りなくプレイできると思います◎
ただし、4人プレイの場合、議論フェイズは第5までとなりますので注意が必要です。
オープニングフェイズ
オープニングフェイズでは、下記を実施します。
- 物語の背景を読み上げる
- 各キャラクターの担当決めと登場人物になりきった自己紹介
- ルールブックを基にゲームフィールドをセッティング
- 各種カードやトークンの扱い方や”嘘”の可否などのルールを参加者全員で確認
第1議論フェイズ(5分)
第1議論フェイズは下記の流れで行います。
- 小説家が自分の荷物カードを1枚公開
- 小説家が怪しいと思う2人の人物を指名
- 指名された2人は自分の荷物カード1枚を同時に公開
- 真相について全員で議論
第2〜6議論フェイズ(各5分)
第2〜6フェイズは下記の通り実施します。
- 前の議論フェイズで指名された人が1人ずつ怪しい人を指名(同じ人物を指名可)
- 指名された人は自分の荷物カード1枚を公開
(2人から同一人物が指名された場合は指名された人物が2枚を公開) - 真相について全員で議論
投票フェイズ
全員一斉に犯人だと思う人に指をさします。
最も得票数の多かった人が犯人として拘束されます。
エンディングフェイズ
結末を読み、各キャラクターの得点計算へを行います。
最も得点が高かった人が勝利!ですが、物語を最も楽しんだ人が優勝です◎笑
評価と感想
それでは、独断と偏見による評価と感想をご紹介します!
わたしが本作を遊んだときの条件は、以下の通りです。
評価
ザ・王道ミステリー!マダミス初心者の方におすすめです◎
短時間で簡単なルール、そして少人数で遊べる王道ミステリーなので、マダミスを生まれて初めてプレイするという方に圧倒的おすすめのシナリオです!
もちろん、マダミス熟練の猛者にも楽しめるかと思いますが、推理要素・ロールプレイ要素ともにやや物足りなさを感じるかもしれません。(物語の世界観はすごく面白かったです!!)
マダミスを全く遊んだことがない方は、本作品からスタートすると良いかなと思います◎
難易度
難易度は『低め』です!
キャラクター設定書の情報量は多くはないので、登場人物のバックボーンの抜け漏れリスクも少ないと思います。
また、ゲームシステムもシンプルでわかりやすく、全員初めてのマダミスという場合でも問題なく進行できます。
また、「GMなしでプレイ可」というだけのことがあり、GMなしでも事故が起こることなく、スムーズに遊ぶことができました!
感想
マダミスの入門として、優秀な作品だと思います!
ちゃんと証拠を集めて議論すれば真相に辿り着けるようになっていて、シナリオも面白かったです!
ただ、わたしの初プレイマダミスシナリオは『キャンプ場の殺人鬼』で、同日すぐ後にこちらをプレイしましたが、本作が王道テーマのシナリオだったこともあり、先に本作をプレイした方がよかったな~と思いました。
マダミスの猛者の方には、少々物足りなさを感じやすく、ややボリューム不足かもしれません、、、
まとめ
今回は王道パッケージ型マーダーミステリー『死体と温泉』についてレビューしました。
王道のミステリーで初心者の方におすすめのシナリオでした!
当ブログでは人数ごとにおすすめのマダミス作品を多数ご紹介しています!
もしよろしれければ下記からチェックしてみてくださいね◎
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