クトゥルフが贈るラブレター!?
わずか1枚のカードを読み合い、世界を狂気から救い出せ!
「ラブクラフト・レター」ってどんなボードゲームなの?
今回は、わずか1枚の手札を選び抜く勝ち残り心理戦ボードゲーム「ラブクラフト・レター」についてご紹介します。
本作のルールや遊び方、個人的な評価についてご紹介していますので、これから遊ぶ予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
『ラブクラフト・レター』ってどんなゲーム?
商品名 | ラブクラフト・レター |
プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 5〜15分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ジャンル | 心理戦 |
発売時期 | 2016/4/9 |
サイズ (横×縦×厚さ) | 10 x 16 x 4 cm |
版元 | アークライト(Arclight) |
『ラブクラフト・レター』は、1枚の手札の読み合いが楽しい心理戦ボードゲームです。
「love letter(ラブレター)」のゲームシステムをベースに、クトゥルフ神話をテーマとした短時間でサクサク遊べるゲームになっています。
通常のラブレターのルールに加え、異界の恐ろしい知識に触れることで特別な能力を使用できる「狂気状態」や精神崩壊により即刻ゲームから脱落する危険のある「正気度チェック」というルールもあります。
クトゥルフらしさ全開の『ラブレター』ですね!笑
遊び方/ルール
「ラブクラフト・レター」は、たった1枚の手札を読み合う心理戦のボードゲームです。
ゲームの目的
- ゲーム終了時に最も数字の大きいカードを所持していた場合
- 1人だけ生き残った場合
それでは、勝利条件についてもう少し詳しく解説していきますね!
山札が枯渇した場合
脱落していないプレイヤーのうち、手札の強さが最大だったプレイヤーが勝利となります!
もし、最も強いカードを持っているプレイヤーが複数いる場合は相打ちとなり、その次に強いカードを持っていたプレイヤーの勝利です!
(ただし、残ったプレイヤー全員が相打ちとなった場合は全員が敗者となります。)
1人以外が脱落した場合
1人を除くすべてのプレイヤーが脱落したとき、ただちにゲームは終了し、最後まで残ったプレイヤーの勝利となります!
ゲームの準備
以下の通り、ゲームをセッティングします。
- ゲームカード25枚のうち、「ミ=ゴの検体」を取り除く
- 24枚のカードをシャッフルして山札とする
- 山札の上から1枚カードを裏向きのまま取り除く
- 各プレイヤーは山札から1枚ずつカードを引いて手札とする
- 適当な方法でスタートプレイヤーを決める
2人で遊ぶ場合は、山札の上から1枚取り除いた後、さらに5枚カードを引き、山札の脇に表向きで公開します。(オープンしたカードは、推理の助けとなるカードになります)
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りの順で手番を回します。手番の流れは下記の通りです。
- 山札の上から1枚カードを引いて手札に加える
- 2枚になった手札から1枚選んで表向きにして場に出す
- 公開したカードの能力欄「使用:~」の記載に従う
- 公開したカードは効果を適用した後、捨て札とする
※捨て札は、各自の前に”出した順番が分かるように”表向きで並べる
上記の手番をゲームの終了条件が満たされるまで繰り返し行います。
ゲームから脱落したプレイヤーは、ただちに手札を公開して自分の捨て札に加えなければなりません。
狂気
何らかの理由により自分の捨て札に「狂気能力を持つカード」が置かれた場合、異界の恐ろしい知識に触れ、「狂気状態」になります。
「狂気状態」のプレイヤーは、次の手番以降、以下のルールが適用されます。
- 手番開始時に毎回必ず「正気度チェック」を実施
- 通常の能力の代わりに”狂気能力”を使用することができる
※通常の能力も引き続き使用可能
正気度チェック
「正気度チェック」は「狂気状態」に陥ったプレイヤーが、山札からカードを引いて手札に加える前に下記の順に従って必ず行います。
- 自分の捨て札に置かれている狂気のカードと同じ枚数を、山札の上から1枚ずつめくる
- 狂気カード(赤色のカード)が公開されたら、ただちにゲームから脱落
※まだ、捨て札の狂気カードと同数めくっていない場合であっても、狂気カードが出た瞬間終了!
正気度チェックでめくったカードに「使用:~」の効果が記されていても効果は発揮しません。
正気度チェックで使用したカードはすべて捨て札に加えましょう。
選択ルール:地球の支配者
『ラブクラフト・レター』には、いくつか選択ルールがあります。
ここでは、『地球の支配者』の追加ルールについて説明します。
『地球の支配者』は、1回ごとに勝敗が決まるのではなく、連続した複数回のゲームで最終的な勝者を決めるルールです。
ゲームが1回終了する度に、勝利プレイヤーは次のようにトークンを受け取ります。
- 狂気状態で勝利:クトゥルフのトークン1個獲得
- 通常状態で勝利:旧き印のトークン1個獲得
- 「クトゥルフ」のカードの狂気能力で勝利:クトゥルフのトークン3個獲得
2つ目の旧き印トークン、もしくは3つ目のクトゥルフトークンを獲得したプレイヤーの勝利です!
旧き印のトークンを2つ集めたプレイヤーは邪心の復活を阻止し、クトゥルフトークンを3つ集めたプレイヤーは邪心を復活させ、世界を滅ぼすことになります。
個人的評価と感想
わたしの独断と偏見による個人的な評価をご紹介していきます!
おすすめ度:⭐5
ボードゲーム初心者の方や、クトゥルフ神話好きな方におすすめです◎
短時間でサクサク遊べるので、手軽に遊べるのがとても良い!
また、”理不尽な即死”要素もあり、クトゥルフらしさ満載のラブレターとなっています。
わたしは通常の『ラブレター』より、この『ラブクラフト・レター』の方が好きです!!
難易度
難易度は低めです。
シンプルなルールで、能力などはカードにすべて記載されていますし、
カードの早見表もありますので、初めて遊ぶ方でもスムーズに遊ぶことができます!
また、短時間でサクサク遊べるので、重量ゲームやマダミスで遊んだ後にも最適です◎
盛り上がり
みんなでワイワイ盛り上がります!
常に手札が1枚しかないので、このカードを取っておきたいのに!!というもどかしさや、
強いカードを持っていても、他のプレイヤーの能力で脱落させられたり、
自分の手番以外でも目が離せません!!!
プレイスタイル(感覚的/論理的)
読み合いのゲームですが、直感的に遊べるゲームだと思います!
本来、場に出ているカードから手札を推理するゲームですが、推理できるまでの情報が出ぬまま、すぐ脱落することもしばしば、、、笑
この理不尽な感じがとても面白くて盛り上がります◎
運要素
運要素は高めです。
手札が常に1枚で、手番の度に新たに引いたカードと取捨選択を迫られます。
カードの中には場に出すとただちに脱落してしまうカードもあり、
運に大きく左右されるゲームです。
まとめ
今回は、たった1枚の手札を読み合うボードゲーム「ラブクラフト・レター」をご紹介しました。
狂気状態に陥ったり、正気度チェックがあったり、クトゥルフ神話ならではのシステムが面白いアナログゲームでした!
当ブログでは、プレイ人数別に楽しく遊べるボードゲームをたくさんご紹介しています。
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