
まるで13日の金曜日!?神出鬼没!キラーの正体を暴け!!
今回はパッケージ型マーダーミステリー『キャンプ場の殺人鬼』についてレビューします!
本作のあらすじや遊び方、登場キャラクター、ネタバレなしの感想や評価についてご紹介しています。これからプレイする予定のあなた、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
シナリオ概要

プレイ人数 | 4〜5人(GM不要) |
プレイ時間 | 75分 |
プレイ環境 | オフライン |
対象年齢 | 15歳~ |
ジャンル | マーダーミステリー |
発売時期 | 2021/12/16 |
デザイナー | 秋口ぎぐる |
版元 | 幻冬舎 |
『キャンプ場の殺人鬼』は、幻冬舎から発売されているパッケージ型マーダーミステリーで、まるで有名なホッケーマスクの風紀委員のようなミステリーが楽しめます。
オフライン・GMなしで遊べ、比較的短時間でサクッと楽しめるシナリオです!
4人で遊ぶ場合は1人、NPCを設定します。(ノンプレイヤーキャラクターカードが同梱されています)
あらすじ
高校生たちが訪れたキャンプ場に現れたのは、ホッケーマスクをかぶった恐怖の殺人鬼。
次々と仲間が倒れる中、生き残った者たちは管理棟に逃げ込むも安堵の空気は一変、、、
近くで見つかったのは、あの殺人鬼の“衣装”!?
ジェイソンのようなスプラッターな世界観に、正体探しのサスペンスが加わった、背筋も凍るマダミスがここに——!
登場人物紹介
今回、フライデーナイト(?)なミステリーに巻き込まれし5人のキャラクターを紹介します。
鵜飼麻美(女性)

- 演劇部
- 別所はるかの幼なじみ
- 12年前に遠くの街へ引っ越し、昨年またこの街に戻ってきた
可児正志(男性)

- 陸上部
- 専門は走り高跳び
- 寡黙
- 友人は作らずクラスメイトとの会話も最小限
高島蓮(男性)

- 帰宅部
- テレビゲーム好き
- お調子者
- 友人も多く、普通を絵に描いたような少年
羽田アリス(女性)

- 帰宅部
- オカルト雑誌を愛読
- 心霊現象や魔術、UFOなどの話になると饒舌になる
別所はるか(女性)

- 帰宅部
- 鵜飼麻美の幼なじみ
- ハンバーガーショップのバイトリーダー
遊び方/ルール
- 準備
- オープニング
- 全員で議論
- 真犯人に投票
- エンディング
大まかなゲームの流れとしては、合計8回に渡る全員での議論で事件の真犯人を推理し、真犯人は誰なのかを推理していきます。
シナリオを通して”密談”はないので、別途専用スペースを確保する必要はありません。
それぞれのキャラクターの目的を遂行しつつ、事件の真相を解き明かしましょう!
準備
プレイヤーがそれぞれ担当するキャラクターを決定し、それぞれキャラクターブック(設定書)を読み込みます。
オープニング
キャラクターの設定書を読み込んだら、各キャラクターになりきって自己紹介をしましょう。
全員で議論
全員での議論を合計で8回行います。
8回の各議論の前に、証拠などの情報が記載されたカードが数枚ずつ公開されるので、カードを基に推理を進めていきましょう。
真犯人に投票
これまでの議論や推理の結果から、事件の真犯人だと思う人物に投票を行います。
エンディング
真犯人の投票後、物語の結末を読み上げ、勝敗を決定します。
評価と感想
わたしが本シナリオを遊んだときの条件は、以下の通りです。
おすすめ度
あの夜の“正体”を暴けるか?シリアルキラーの恐怖とロールプレイの熱狂!
推理難易度 | ロールプレイの楽しさ | 世界観没入度 | 感情揺さぶられ度 |
⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐☆ | ⭐⭐⭐⭐☆ | ⭐⭐⭐⭐☆ |
まるで某ホラー映画さながらの“ホッケーマスクの殺人鬼”が登場する、スリリングな世界観が特徴の本作は、参加者全員の経験値を揃えて遊ぶことで真価を発揮します。
筆者自身の“初マダミス”体験はこのシナリオで、プレイヤーの大半が初心者という環境ながら、感想戦まで大盛り上がりでした。
ルールや進行はシンプルながら、ホラーならではの緊迫感とキャラクターの心理が交錯するロールプレイの熱量があり、「もう一度記憶を消して遊びたい」と思えるほどの満足感が得られます。
1時間程度の短時間プレイで、初心者同士、あるいはマダミス経験者同士で遊ぶなど、経験値を揃えてこの世界を楽しむことをおすすめします。
難易度
難易度は「やややさしめ」だと思います。
キャラクター設定書のテキスト量も、多くもなく少なくもなく、丁度良い分量だったと思います。
ルール自体に複雑なものはないので、初心者でも経験者でも楽しめる作品です。
感想
記憶を消してもう一度遊びたい、マダミス界の衝撃作!!
最初はよくあるホラー展開かと思いきや、その実、斬新さと圧倒的なインパクトが詰め込まれたシナリオでした。
あまりの衝撃と面白さに、一緒にプレイした友人たちとは今でもこの作品の話題で盛り上がるほど。
わたしにとっては初めてのマダミス体験だったのですが、むしろ他のシナリオをいくつか経験してからプレイできたら、もっと深く楽しめたのでは?とすら思います。
とにかく「もう一度記憶を消して遊びたい!」という願望が止まらない、そんな稀有な作品。
マダミスを遊ぶすべての人に、一度は体験してほしいシナリオです!
まとめ
今回は、幻冬舎のパッケージ型マーダーミステリー『キャンプ場の殺人鬼』をレビューしました!
遊びやすさと没入感の高さを誇る、サクッと短時間でプレイできるシナリオでした。
このブログでは他にも人数別におすすめのマダミスをご紹介しています!
もしよろしれければ下記からチェックしてみてください!!
\あわせて読みたい/