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【ボードゲームレビュー】宝石の煌めき(Splendor)|ルール・拡張版・評価・感想

ボードゲーム

ルールはかんたん!短時間で何度も遊びたくなる!!
宝石商になって巨万の富を得るボードゲーム!!!

今回は、宝石商になって資産を拡大させるボードゲーム『宝石の煌めき』についてご紹介します。

本作品のルールや遊び方、感想・評価についてご紹介します。いまこのゲームが気になるあなたはぜひ参考にしてみてくださいね!

ゲーム概要

プレイ人数2~4人
プレイ時間約30分
対象年齢10歳~
ジャンル拡大再生産
発売時期2015/7/18
箱サイズ275 x 215 x 65 mm
(縦×横×厚さ)
版元SPACE Cowboys
日本語版販売ホビージャパン

宝石の煌めき(Splendor)』は、戦略的に資産を拡大させていく拡大再生産のボードゲームです!

2014年度のドイツ年間ゲーム大賞の最終候補にも残った世界的に大人気ゲームで、2024年にシルクロードを介した東西交易がテーマのアートワークに変更された『新版』が発売されました。

ルールは簡単、短時間でサクサク遊べる上、深い戦略性ゆえ繰り返し遊びたくなる中毒性の高いアナログゲームです◎

カードスリーブサイズ

本作のカードサイズは、88mm×63mm、カードの枚数は90枚です。

対応するスリーブは下記からご確認頂けます。

シリーズ作品と拡張版一覧

その他シリーズ作品・拡張版は以下の通りです。

遊び方/ルール

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

本作は、戦略的に資産を拡大させていく拡大再生産のゲームです。

プレイヤーは宝石を売る商人となり、資産を使って鉱山に投資したり、船や職人たちを活用して美しい宝石を生み出していきます。

商業帝国をつくりあげ、莫大な資産を持つ貴族を後援者に迎え、威信ポイントを獲得していきます。

ゲームの目的

勝利条件

ラウンド終了時に最も威信ポイントの高いプレイヤーの勝利!

ラウンドの終了条件は、いずれかのプレイヤーが威信ポイントを15点獲得することです。

誰かが15点獲得したら、そのラウンドでゲームは終了です。

※いちばん最後の人の手番まで回して得点計算を行います。

ゲームの流れ

本ゲームは各プレイヤーが順番に手番を行うターン制のゲームです。

任意に決めたスタートプレイヤーから順番に時計回りで手番が回ります。

誰かが15点獲得したら、そのラウンドでゲームは終了となり、最も獲得ポイントの高い人が勝利となります。

ゲームの準備

下図のようにテーブルセッティングを行います。

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ
貴族タイル
【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

貴族タイルは、上の図のような人が描かれた小さめのタイルです。下記のプレイ人数に従って表にして置きます。

プレイ人数使用枚数
2人3枚
3人4枚
4人5枚
カード
【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

カードにはレベル1~レベル3まであり、レベルが高いほど獲得の難易度が上がります。カードは次のようにセッティングしていきます。

カードの置き場所カードの種類
上段レベル3(青色)
中段レベル2(オレンジ色)
下段レベル1(緑色)

各レベルのカードを4枚ずつ表にして置き、残りのカードはオープンしたカードの横に、裏向きの山札としてそれぞれ置いておきます。

宝石トークン

宝石トークン

黄金トークン

宝石トークンは、上の図のような宝石が描かれているトークンです。下記のようにプレイ人数に応じて用意します。

プレイ人数使用枚数
2人各色4枚ずつ(黄金トークンは5枚)
3人各色5枚ずつ(黄金トークンは5枚)
4人各色7枚ずつ(黄金トークンは5枚)

ゲームの進行

プレイヤーの手番では、下記3種類のアクションから1つを選び、実行した後で次のプレイヤーに手番が移ります。

  • 宝石の獲得
  • カードの購入
  • カードのキープ

3種類のアクションについて、詳細に説明していきます。

宝石の獲得
【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

「宝石の獲得」は、赤(ルビー)、青(サファイア)、緑(エメラルド)、黒(トパーズ)、白(ダイヤモンド)の5種類から、好きな宝石トークンを獲得するアクションです。

宝石トークンの獲得方法は以下の2通りあります。

  • 3種類の宝石を1枚ずつ獲得する
  • 1種類の宝石を2枚獲得する(場に4枚以上残っている宝石のみ取得可能)

上記2通りのいずれか好きな取り方で宝石を取ります。

ただし、いずれの方法でも「黄金トークン」は獲得できないのでご注意ください!

また、アクション終了時点で宝石トークン(黄金トークンを含む)が11枚以上所有している場合は、10枚になるまで任意の宝石を場に戻しましょう。

カードの購入
【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

「カードの購入」は、カードに書かれたコストを支払い、場にあるカードを獲得するアクションです。

カードの左下に書かれているコスト分、手元にある宝石トークンを場に戻すことでカードを購入します。

また、購入したカードには宝石の割引効果があります。

通常、カードを購入するときには表記されたコスト分の宝石トークンを支払う必要がありますが、手元のカード右上に描かれた宝石の数だけ、コストの割引が適用されます!

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

たとえば、上図のカードが手元にあった場合、カードを購入する際には緑色の宝石3個分、青色の宝石3個分、白色の宝石3個分支払いコストが割引されます。

※カード購入の際に手元のカードを使用しても場に戻す必要はありません。

手元にカードが増えるほど、高得点のカードを購入しやすくなる仕組みですね!

カードのキープ

「カードのキープ」は、場に出ているカード、もしくは山札の一番上のカードを1枚購入予約するアクションです。

購入予約をすることで、そのカードを自分だけが購入可能な状態にして他の人に買われないようにすることができます。

カードをキープする際、黄金トークンを1枚獲得することができます。

※黄金トークン:コスト支払いの際に任意の宝石トークンの代わりとして使うことができるオールマイティなトークン(下図)

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

キープしたカードは自分の手元に裏向きで置き、購入の際は手番を別途1回分消費します。

同時にキープ可能な枚数は1人につき最大3枚までです。

キープしたカードはすぐに購入する必要はありませんし、ゲーム終了時に購入せずにキープしたままのカードが残っていてもOKです。

貴族タイル(ボーナス)

貴族タイルは、条件を満たしたプレイヤーが手番を消費することなく獲得できるボーナスです。

獲得は早い者勝ちで、ゲーム中に補充されることはありません。

獲得の条件はタイルの左下に記載されています。

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

たとえば上図の場合、緑:3、青:3、白:3と書かれています。

これは「緑の宝石カードが3枚、青の宝石カードが3枚、白の宝石カードが3枚所有していること」が獲得条件になります。

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

上の図のように獲得条件のカードを集めたプレイヤーは、即時獲得することができます。

ただし、貴族タイルは1手番に1枚しか獲得することはできません。次の手番で条件を満たす貴族タイルが場に残っていれば、獲得することができます。

※獲得条件は”宝石トークン”ではなく、宝石が描かれた”カード”になるのでご注意ください!

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーの威信ポイント(カードや貴族タイルの左上に表記されている数字)が合計15ポイント以上になった時点で最終ラウンドとなります。

最後の手番プレイヤーのアクション終了後、得点計算に移ります。

得点計算を行い、最も点数の高いプレイヤーが勝利です!

同点のプレイヤーがいた場合は、購入したカード枚数が最も少ないプレイヤーの勝利となります。

評価と感想

わたしの独断と偏見による評価をご紹介します!

【ボードゲームレビュー】「宝石の煌めき(Splendor)」遊んでみたよ

おすすめ度:⭐5

カード購入がクセになる!?割引システムが爽快でリプレイ性が高い魔のゲーム!!

運と戦略のバランスが絶妙で、何度もプレイしたくなる中毒性を秘めています。

とりわけ、カードを購入すると、次回以降のカード購入時に宝石の割引が適用されることで、プレイヤーの購買意欲を振り回してきますw

「このカード、いまならタダで買えるやん!」とお得さに負けて買ったけど、自分にはあまり必要のないカードだった、、、と後から後悔することもしばしば。笑

一緒に遊ぶ人を選ばないので、どんなコミュニティでも楽しく遊べること間違いなし!おすすめのゲームです◎

難易度

難易度は『やさしめ』です。

ボードゲームを普段あまり遊ばない初心者の方でも遊びやすいシンプルなルールです!

盛り上がり

どちらかというと、じっくり考えてプレイするタイプのゲームです。

いかに効率よくポイントを稼ぐか、、、他のプレイヤーはいま何を狙っているのか、、、

そんなことを考えながら黙々と遊びます。笑

プレイスタイル(直感的/論理的)

プレイスタイルは、『論理的』に考えて遊ぶゲームです。

他のプレイヤーの狙いを読んで潰しながら、自分の目的を遂行していきます。

運要素

運要素は『普通~やや高め』です。

場に出ているカードが偏ったりすることもしばしば、、、

運にちょっぴり左右される感じが、臨機応変に戦略を立てる面白さにつながっている気がしますね。

まとめ

今回は、拡大再生産ボードゲーム『宝石の煌き(Splendor)』をご紹介しました。

簡単なルールで短い時間で繰り返し遊べる、初心者の方にもおすすめのアナログゲームでした◎

本ブログでは、他にも人数別のおすすめボードゲームをご紹介しています。ぜひ下記からチェックしてみてください!!

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