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【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし マーダーミステリー

甘美な舞台で心を抉られ、沈黙だけが残る――。
忘れられない”裏切り”のミステリー!!

今回は、グループSNE&cosaicが贈るマーダーミステリー『裏切りの輪舞曲』を徹底レビューします。

物語のあらすじから基本的な遊び方、登場キャラクターの紹介、そしてネタバレなしの感想・評価まで、気になるポイントをまとめてお届けします。

購入を迷っている方や、プレイ前に雰囲気を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください◎

本記事は、作品をよりお楽しみ頂けるようシナリオのミスマッチ軽減(こんなはずじゃなかった防止)が目的です。
ネタバレに触れないようにしていますが、ゲームの流れや感想・評価の記載があるためご注意ください。

シナリオ概要

プレイ人数6-7人(GM不要)
プレイ時間180分
プレイ環境オフライン
対象年齢15歳~
ジャンルマーダーミステリー
発売時期‎‎‎‎‎‎‎‎‎2025/05/17
デザイナーyasu
箱サイズ
(長さ×幅×厚さ)
27 x 19 x 3 cm
版元グループSNE/cosaic

裏切りの輪舞曲』は、デスゲーム映画の世界観を舞台に、推理と心理戦が濃密に絡み合うMYSTERY PARTY IN THE BOX SERIESのマーダーミステリーです。

映画化記念パーティーの最中に起こった凄惨な殺人事件を前に、曲者ぞろいの芸能人たちが疑念と裏切りを交錯させていきます。

6人で遊ぶ場合には、カードで指定されているキャラクターをNPCとすることで、シリアスで刺激的な人間ドラマを7人プレイと変わりなく楽しめます。

あらすじ

Web小説から始まった物語「裏切りの輪舞曲」は、SNSでの爆発的な人気を追い風に、ついに映画化が決定した。

その門出を祝うべく開かれたレセプションパーティーの最中、主催者であるプロデューサーの姿が忽然と消え、会場に不穏な空気が流れ始める。

直後に鳴り響く爆発音――駆けつけた先で発見されたのは、血溜まりの中に横たわる、焼け焦げた無残な死体だった。

会場には、デスゲーム映画の撮影用として用意された数々の凶器。

それらが使われた犯行であることは明白で、疑いの目はパーティーに参加していた7人へと向けられる。

映画化の全権を握る監督、原作を書いた原作者、SNSで名を馳せるカリスマモデル、国民的女優、その敏腕マネージャー、出演予定のアイドル、そして取材に訪れていた記者。

誰が、何のためにプロデューサーを殺したのか。

そして、この事件は映画化そのものにどんな結末をもたらすのか。

それぞれの思惑を胸に秘め、愛憎と策謀、そして裏切りが絡み合う物語の幕が、今、静かに上がる。

登場人物紹介

映画化の立ち上げに伴うレセプションパーティーに参加した、7名の容疑者たちをご紹介します。

監督(50代/男性/既婚)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 監督および脚本を手掛けている
  • 今回の映画化に関する様々な決定権を持っている

女優(30代/女性/独身)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 芸能プロダクションに所属している国民的な女優
  • 数多くのドラマの主演をこなしバラエティー番組等にも出演している
  • 「モデル」とは仲が悪い

モデル(20代/女性/独身)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 若い女性に絶大な人気を誇るカリスマモデル
  • SNSのフォロワーは数十万人を超え作品ブームの火付け役
  • 「女優」とは仲が悪い

原作者(30代/男性/独身)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • Web小説の原作者
  • 趣味で書いていたWeb小説が爆発的にヒットした

マネージャー(20代/男性/独身)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 芸能プロダクションに所属している敏腕マネージャー
  • 若いながら非常に有能でイケメンであるため周囲からの評価は高い

アイドル(10代後半/女性/恋愛禁止!)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 芸能プロダクションに所属する駆け出しのアイドル
  • 知名度は低い
  • 今回の映画にはエキストラとして出演予定

記者(30代/男性/独身)

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし
  • 大手週刊誌の記者
  • 人なつっこい性格をしている
  • 数々の有名な記事を手掛けているがゴシップネタが中心
  • 業界の人間からは煙たがられている

遊び方/ルール

ゲームの流れ
  1. 準備
  2. 導入文章読み込み(5分)
  3. キャラクター決定&読み込み(20分)
  4. ルール説明(10分)
  5. 前半調査(30分)
  6. 中間推理発表(1分×7人)
  7. 休憩(4分)
  8. 後半調査(30分)
  9. 全体議論(10分)
  10. 休憩(4分)
  11. 推理発表(2分×7人=14分)
  12. 投票
  13. アクションフェイズ(7分)
  14. エクストラフェイズ(5分)
  15. エンディング(20分)

本シナリオは、”裏切り”がテーマの対立要素が強いシナリオです。

敵対する関係性が無数に存在し、争いを助長する仕掛けもあります。

各自が目的を優先した結果、他者と争い、良いエンディングを迎える可能性もあれば、残念なエンディングに辿り着くこともあります。

プレイヤーたちの行動はあくまでも”物語の登場人物”としての行動であることを割り切り、プレイヤーを傷つけることのないよう思いやりを持ってプレイしましょう。

また、調査パートにおいて密談があるため、何組か内緒話ができるくらいにスペースに余裕のある部屋で遊びましょう。

準備

本ゲームを遊ぶ際に用意するものは、以下の通りです。※スマートフォンがあればOK

  • 時間経過がわかるもの(タイマー・時計など必須)
  • 筆記用具(任意)
  • BGMが再生できるもの(任意/再生にはインターネット接続が必要)
    ※ルールブック記載のQRコードを読み込むと、専用BGMを再生できます。

本シナリオは、下記の通り難易度設定が可能です。

プレイヤー全員でルールを確認し、ゲーム開始前にプレイヤー全員合意のもと決定しましょう。

シリアスモード
 規定の議論時間(30分+30分+10分=70分)
 マーダーミステリーに慣れている卓におすすめ(経験数の目安:20作以上)
 シナリオ標準設定のモードはこちら

カジュアルモード
 各議論フェイズに5分追加(35分+35分+15分=85分)
 初心者が多い卓やロールプレイを重視して議論を進めたい卓などにおすすめのモード
 犯人役が居る場合は不利になる可能性が高い

カードや資料などの内容物は、下図を参考に並べます。

【マダミスレビュー】裏切りの輪舞曲|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし

この段階でまだ使用しないカードがあるため、ルールブックを参考に箱の中にしまっておきます。

6人プレイの場合は、「NPC決定カード」および「NPC情報カード」も机の上に並べましょう。(7人プレイの場合は不要)

導入文章読み込み(5分)

代表者1名はルールブックの「導入」と「共通情報」を読み上げます。

キャラクター決定&読み込み(20分)

各自プレイするキャラクターを選択します。

もし6人でプレイする場合は、この時点で「NPC決定カード」を全体公開し、その指示に従いましょう。

キャラクターを決定したら、タイマーで20分を計測し、設定書の確認を行います。

プレイヤー全員が早めに読み込みを終えてしまったり、あるいは時間が足りなかったりした場合は、適宜調整しましょう。

ルール説明(10分)

プレイヤー全員で「調査のルール」を共有します。

調査のルール以降、ネタバレ防止のため詳細は割愛します。おおまかなルールは下記を参考にしてください。

調査のルール
  1. 調査トークン1個を場に支払って場にある調査カードを1枚獲得する
    • 一度にカードをまとめて取得する行為は禁止!
    • 1枚ずつ内容を十分に理解してから次の調査を行うこと。
    • 手札所有できるカードと場に戻すカードがあるため要注意!
  2. 調査トークンを支払って獲得できるのは裏面右上にマークが描かれたカードのみ
    • 他のカードは入手に条件があるため要注意!
  3. 自分の名前が書かれたカードは調査禁止
  4. 同じ山札のカードは同一調査フェイズ中は1枚までしか取得できない
  5. 一度全体公開されたカードは非公開にすることはできない
  6. 調査トークンの持ち越しOK
  7. 密談OK
    • 人数上限なし
    • ただし1人だけ取り残される状況を作るのは禁止!
調査トークン
↑調査トークン

前半調査(30分)

開始時に「ストーリーカード1」を開き、指示に従い調査を進めましょう。

調査トークンは5個ずつ配布します。

中間推理発表(1分×7人)

開始時に「ストーリーカード2」を開き、指示に従いましょう。

各自1分間を目安に推理発表を行います。

休憩(4分)

後半調査フェイズに移る前に、4分間休憩をとりましょう。

後半調査(30分)

開始時に「ストーリーカード3」を開き、指示に従い調査を進めましょう。

調査トークンは6個ずつ配布します。

全体議論(10分)

開始時に「ストーリーカード4」を開き、指示に従い議論を進めましょう。

休憩(4分)

推理発表フェイズに移る前に、4分間休憩をとりましょう。

推理発表(2分×7人=14分)

開始時に「ストーリーカード5」を開き、指示に従いましょう。

推理発表は、各自持ち時間2分で行います。

本番の投票は全員の推理発表後に指さし投票を行うため、ここでの推理発表で投票先は確定しません。

推理発表時、全体公開したい情報があれば全体公開してもOKです。

投票

全員の推理発表が終わった後、犯人だと考える人に投票を行います。

投票後、エンディングブックを開き、以降のフェイズを進めましょう。

アクションフェイズ(7分)

犯人として拘束する人が決定した後、「アクションフェイズ」が発生します。

アクションの具体的な内容は、各キャラクターの設定書に明記されています。

エクストラフェイズ(5分)/エンディング(20分)

これらの進行はエンディングブックに記載されており、詳細についてはそのとき明らかになります。

対立や策謀が大きな魅力のシナリオではありますが、あくまで“ゲーム”であることを忘れず、行き過ぎた言動で相手プレイヤーを傷つけないよう、思いやりを持って最後まで楽しみましょう。

評価と感想

わたしが本作品を遊んだ条件は、以下の通りです。

参加人数  :7名(全員20シナリオ以上通過済みのマダミス経験者)
プレイ時間 :約3.0時間(感想戦込み)
GM有無   :無
担当キャラ :モデル

評価

裏切り必至!きらめきの裏で欲望が踊る、華やかな世界の“裏側”を暴く物語!!

推理難易度ロールプレイの楽しさ世界観没入度感情揺さぶられ度
⭐⭐⭐⭐☆⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐

このシナリオは、正直に言ってかなり危険です。笑

信じていた仲間から、ここだ、という最悪にして最高のタイミングで裏切られるかもしれません。

そして、生き残るために自分がいちばん信頼していた相手を、ためらいなく切り捨ててしまうこともあり得ます。

その瞬間に訪れる、脳がじわりと痺れるような背徳感と高揚感――これが結構クセになります。笑

一方で、その快楽は決して万人向けではありません。

熾烈な競争、疑心暗鬼が蔓延する空気、ドロドロと絡み合う人間関係が苦手な人には、かなり刺激が強い作品です。

物語に感情移入しやすいタイプの人ほど、プレイ後まで引きずってしまう可能性があるので、要注意です。

リアルの人間関係に余計なヒビを入れないためにも、「これはゲームだ」と割り切れる者同士で遊ぶことを、強くおすすめします。

また、華やかな芸能界の“表”ではなく、あえて“裏側”を切り取った題材がゆえ、非倫理的な設定やセンシティブな要素が顔を出します。

それでもなお、対立や駆け引きを全力で楽しみたい人、シリアスで刺激的な人間ドラマにどっぷり浸かりたい人にとっては、これ以上なく刺さる一作です。

難易度

難易度は『高め』です。

※この難易度は、ゲームシステムの複雑性、テキスト・情報量に基づき、真犯人特定の難しさを表すものではありません。

対立構造を強める要素が豊富な分、ルールはやや複雑で、シナリオ全体を通して扱う情報量も多めです。

時間配分によって難易度調整は可能ですが、多少歯ごたえが増したとしても、わたし個人としては標準設定でのプレイをおすすめしたいです。(時間による調整は犯人が不利になる可能性が高まるため)

マダミス初心者の方がいる卓では、進行をサポートできるGMを立てると、より安心して物語に集中できると思います。

感想

華やかな世界の裏側に潜む“黒い本音”を、これでもかと突きつけられました。笑

スポットライトの下では笑顔を浮かべながら、裏では平然と嘘を重ね、相手を蹴落とす――。

その構図があまりにも生々しく、「結局いちばん怖いのは怪物でも事件でもなく、人間なのだ」と肌で感じる体験になりました。

言葉の裏を疑い、行動の意図を読み、善意さえも疑心暗鬼の目で見てしまううち真実がどんどん遠ざかるという感覚が、プレイヤー自身の心理と直結しているのが”匠の技”でした。笑

疑うほどに孤独になり、孤独になるほど判断を誤る負のループを味わいながら進む物語は、後味が良いとは決して言えません。

でも、だからこそ強く印象に残ります。

きれいごとでは済まされない人間ドラマを、真正面から浴びたいあなたにこそ刺さるシナリオだと思います◎

まとめ

裏切りの輪舞曲』は、”推理の正しさ”よりも、どんな選択をし、誰を切り捨て、誰に縋ったのかという過程こそが強烈に記憶に残るマーダーミステリーです。

駆け引きと対立、そして裏切りを“物語として”楽しめるあなたに、強くおすすめしたい作品でした◎

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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