40分で遊べる!?
暗闇のシェアハウスで起こる事件を解き明かすマーダーミステリー!!
「雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴」ってどんなシナリオ?
今回はSCRAP初のパッケージ型マーダーミステリー「雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴」について、ネタバレなしでレビューしていきます!
このマダミスのあらすじや遊び方、感想や評価についてご紹介していますので、これから遊ぶ予定の方の参考になれば幸いです。
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』ってどんなマダミス?
商品名 | 雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴 |
プレイ人数 | 4人(GM不要) |
プレイ時間 | 40分 |
プレイ環境 | オフライン |
対象年齢 | 12歳~ |
ジャンル | マーダーミステリー |
発売時期 | 2023/5/22 |
デザイナー | 秋山直太朗 |
版元 | SCRAP |
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』は、リアル脱出ゲームでお馴染みのSCRAP初のパッケージ型マダミスで、シェアハウス内でのサスペンス映画撮影中に発生した事件を解き明かすミステリーです。
GMなしで遊ぶことができ、40分とマダミスの中でも随一の手軽さで、初めてマーダーミステリーをプレイする方にやさしいシナリオになっています。
※本シナリオでは、音声の再生が必要となるため、インターネットに接続できるパソコンもしくはタブレット、スマートフォンを準備してプレイしてください。
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』のあらすじ
都内某所、若きクリエイターたちが生活をともにするシェアハウスがありました。
1人のクリエイターの思いつきにより、このシェアハウスで1本のサスペンス映画を撮影することになりました。
時刻は深夜、外は生憎の雨でしたが、撮影は順調に進み、いよいよヒロインが恋人にナイフを突き刺すラストシーンに差し掛かります。
「よーい!アクション!!」
その瞬間、雷鳴が轟き、突然部屋の中が停電で真っ暗になってしまいます。
暗闇が30秒ほど続き、明かりが点いた瞬間、シェアハウス内にひと際大きな悲鳴が上がります。
なんとそこには、ナイフが刺さり血を流して倒れている仲間の姿があったのです!
撮影のために用意したのはおもちゃのナイフのはず、、、何かがおかしい、、、そしてこのシェアハウスには、4人しかいない、、、
暗闇のシェアハウスの中で、一体何が起きたのでしょうか、、、?
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』の登場人物
シェアハウス内にいた4名の人物をひとりずつご紹介していきましょう。
ユウ(25歳/女性)
- YouTuber
- 右利き
- 映画撮影での役割は主演女優
- 美しく自信に溢れ動画編集の技術もある
クリタ(27歳/男性)
- 脚本家
- 左利き
- 映画撮影での役割は監督・脚本家
- いつもみんなの中心にいる魅力的で強引な一面をもつ人物
メイ(22歳/女性)
- 舞台役者
- 右利き
- 映画撮影での役割はメイク・制作進行
- いつも元気で真面目だが天然で抜けているところがある
ショウ(27歳/男性)
- テレビ局の照明技師
- 左利き
- 映画撮影での役割は照明・助監督
- 落ち着いた雰囲気をもつ職人気質でプロフェッショナルな人物
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』の遊び方/ルール
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』のゲームの流れは下記の通りです。
- ゲームの準備
- 議論フェイズ(前半10分+後半15分)
- 推理発表フェイズ(1分×4人)
- 犯人投票フェイズ
- エンディングフェイズ
『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』の特徴は、シナリオ構成が非常にシンプルなところにあります。
複雑なルールは一切ないため、圧倒的な短時間プレイで、随一の手軽さを誇ります。
それでは、各フェイズについてもう少し詳しくご説明していきます。
ゲームの準備
ゲームの準備として、ルールブックを基に以下の順に進めていきます。
- 情報カードをすべて裏向きに伏せた状態で4行×4列で下図のように番号順になるようセッティング
- 時間を計測できるものを準備
- ストーリーを代表者1名が読み上げ
- 担当キャラクターの決定
- 読み合わせシートを使いオープニングの読み合わせ(1分程度)
- キャラクターブックの読み込み(10分程度)
議論フェイズ(前半10分+後半15分)
議論フェイズは、前半の密談議論と後半の全体議論に分けて進行します。
密談議論(前半10分)
前半議論の前に、まず各プレイヤーはテーブルに並べられた情報カードのうち、1~8の番号のカードから2枚獲得します。
ただし、自分が担当するキャラクターの情報カードを自分で取ることはできません。
自分の担当キャラクターに関するもの以外の情報カードを取れるよう、全員で話し合いながら決めましょう。
情報カード獲得後、特定の相手と3分間、1対1での会話(密談)を行います。
全員と1回ずつ(各3分)密談が行えるようにしましょう。
全体議論(後半15分)
「密談終了後、全体公開」のカードを表向きにして内容を全員と共有します。
その後、各プレイヤーはテーブルに配置した情報カードから、9~16の番号が書かれたカードのうち2枚を獲得します。
情報カード獲得後、これまで集めた情報をもとに4人全員で全体議論を行います。この時間に密談は行いません。
推理発表フェイズ(1分×4人)
議論フェイズ終了後、最後に全員が1分ずつ、この事件が”事故”なのか、”殺人”なのか、”殺人”の場合は犯人が誰なのか、事件の真相はどういったものなのか、など自由に意見を発表します。
犯人投票フェイズ
全員が推理発表を終えたら、4人の中で誰が犯人なのか指さし投票を行います。犯人がいない場合、天井を指さします。
投票先は自分の推理発表時の考えと異なる人でも構いません。
エンディングフェイズ
一斉投票後、最多得票になった人物が『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』のエンディングブックを読みます。
自分たちの選択と一致する結末について、エンディングブックの指示に従って読み進めていきましょう!
評価と感想
それでは、わたしの独断と偏見による個人的な評価と感想をお話していきます!
わたしが『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』を遊んだときの条件は、下記の通りです。
評価
圧倒的な手軽さ!マーダーミステリーのお試しにぴったりのシナリオです◎
パッケージに記載されているプレイ時間”40分程度”に「そんなことある!?!?」と、度肝を抜かれました。笑
シナリオの構成も非常にシンプルで複雑さは一切ないため、全員マダミスを初めてプレイする場合にお試しとして丁度良いかも!と思いました。
ただ、圧倒的短時間かつプレイ人数も少なめなので、ミステリーとしては少々物足りなさを感じるかもしれません。
難易度
難易度は『やさしめ』です。
ルールブックも用紙1枚とシンプルですが、分かりにくさなどは微塵もなく、丁寧で分かりやすい説明で、初めてマダミスをプレイする方でも事故などは起こらないのではないかと思います。
キャラクターブック(設定書)の分量も少なめで、最初に情報量が多すぎて頭パンクする~!!なんてこともなく、安心してゲームに集中できます◎
感想
プレイ感としてはあっさり、でも物語は面白い!!
マダミスシナリオを既にいくつも通過している経験者にとっては、ミステリーとしてはちょっと物足りなさを感じてしまうと思います。
しかし、キャラクターの個性や、キャラクター同士の人間関係が面白くて、物語をしっかり楽しむことができました!
1時間以内でプレイできる手軽さが魅力なので、マダミスを初めてプレイするという方は、まずはこちらのシナリオを通過してみて「マダミスとはなんぞや!?」というところを体験した直後、別のシナリオもあわせて遊ぶ、というのがいいかな~と思います。
まとめ
今回はオフライン・GM不要で遊べるパッケージ型マーダーミステリー『雷鳴轟くシェアハウスからの悲鳴』についてレビューしました。
非常にシンプルな構成で、圧倒的短時間プレイを実現した非常にお手軽なマダミスでした!
本サイトでは、プレイ人数ごとにおすすめしたいシナリオや、初心者におすすめしたいシナリオなど、多くのマダミスをご紹介しています。
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