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【マダミスレビュー】魔女は黄昏の鐘に消える|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし

【マダミスレビュー】魔女は黄昏の鐘に消える|登場人物・評価・感想・ルール・ネタバレなし マーダーミステリー

7年前に封鎖された学校の旧館で、消えた魔女が再び現れる!?
死体発見現場に居合わせた容疑者は偶然か、あるいは必然か?

本記事はグループSNE×cosaicのパッケージ型マーダーミステリー『魔女は黄昏の鐘に消える』についてのレビュー記事です!

本作のあらすじや遊び方、登場キャラクター、ネタバレなしの感想や評価についてご紹介します。これから遊ぶ予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本記事は、作品をより楽しんで頂けるよう、シナリオプレイ後のミスマッチ(こんなはずじゃなかった)の軽減を目的としています。
ネタバレに触れないようにしていますが、ゲームの流れや感想・評価についての記載があります。
前情報を一切入れずにまっさらな気持ちで作品を受け止めたい場合は、ご注意ください。

シナリオ概要

プレイ人数6〜7人(GM不要)
プレイ時間180分
プレイ環境オフライン
対象年齢15歳~
ジャンルマーダーミステリー
発売時期2020/11/20
デザイナー秋田みやび
版元グループSNE/cosaic

魔女は黄昏の鐘に消える』は、グループSNE×cosaicによる大人気パッケージ型マーダーミステリーシリーズ”MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES”のひとつです!

とある女学院の旧館で起きた事件を解き明かすシナリオで、初めてマダミスを遊ぶ方でもプレイしやすいシンプルな構成になっています!

オフライン・GMなしでプレイ可能で、6人で遊ぶ場合は1人、NPCを設定してプレイすることができます。(NPC設定カードが同梱されています)

あらすじ

7年前に閉鎖された女学院の旧館――

かつて美しい鐘の音を響かせていた教会で、一人の魔女が姿を消したと噂されていました。

普段人が踏み入れることのない旧館で再び鐘の音が鳴り響いたとき、一人の男が死体となって発見されます。

容疑者はその日、偶然旧館にいた7人の男女、、、なぜ旧館にいたのでしょうか?

そして、真犯人の正体は誰なのでしょうか!?

登場人物紹介

それでは、旧館に偶然居合わせた事件の容疑者たちを紹介していきます。

アキヒト(男性/34歳)

  • 私立高校の教師
  • 年齢よりも若く見える
  • 茶髪
  • 爽やかで弁舌
  • 左手の薬指に指輪をはめている

カナエ(女性/24歳)

  • 新任の音楽教師
  • 茶髪のボブヘアー
  • 地味なワンピースと薄化粧
  • 男子生徒からは人気がある
  • やや不愛想

ハルカ(女性/1年)

  • スポーツ系女子生徒
  • 陸上部
  • スタイルが良い
  • 黒髪でポニーテール

ナナミ(女性/1年)

  • ギャル系女子生徒
  • 校則違反をよく注意される
  • 薄い茶色の髪
  • ネイルも化粧も派手

サヤ(女性/2年)

  • 文系おとなしめ女子生徒
  • 黒髪ロング
  • 眼鏡
  • 霊感があると噂されている

タツキ(男性/2年)

  • オカルトオタク系男子
  • 気の優しそうな印象
  • ややふくよかな体型
  • 黒髪短髪
  • 清潔感があり暑苦しい印象はない

??(男子/3年)

  • 誰も面識がない他校の生徒
  • 長身
  • ツートンカラーで長めの髪
  • 派手で軽薄な印象
  • 茶系のブレザー

遊び方/ルール

ゲームの進行
  1. オープニングフェイズ
  2. 第1調査フェイズ
  3. 第1推理フェイズ
  4. 第2調査フェイズ
  5. 第2推理フェイズ
  6. 投票フェイズ
  7. アクションフェイズ
  8. エンディングフェイズ

大まかなゲームのルールは、他のグループSNE×cosaicの”MYSTERY PARTY IN THE BOX”シリーズと同様です。

このシリーズの特徴は、投票フェイズの後に行われる”アクションフェイズ”です!

アクションフェイズは、キャラクター別に課せられた目標達成のため、物語の最後に行う特別なアクションを実行するフェイズです。

アクションの内容はキャラクターごとに違い、所持品を盗んだり、襲われそうな人を守ったり、さらなる悲劇が起こることも、、、?

物語の真相を読む前に、各キャラクターの思いが交錯し、物語を大きく動かす展開は最高です◎

オープニングフェイズ

オープニングフェイズでは、下記を実施します。

  • 物語の背景を読み上げる
  • 各キャラクターの担当決め/登場人物になりきり自己紹介
  • ルールブックを基にゲームフィールドをセッティング
  • 各種カードやトークンの扱い方や”嘘”の可否などのルールを参加者全員で確認

第1調査フェイズ

調査トークン

第1調査フェイズでは、事件の調査や各々の目的を遂行するため、下記を行うことが可能です。

  • 調査トークンを使って証拠カードを獲得
  • 少人数での密談

第1推理フェイズ

全員着席してテーブルを囲み、現段階での各自の推理を1人あたり1分程度で話します。

第2調査フェイズ

調査トークンが再度配布され、第1調査フェイズと同様に調査を行います。

第2推理フェイズ

全員着席してテーブルを囲み、各自の推理を1人1分程度で話した後、参加者全員で真犯人は誰か、物語の核心について議論します。

投票フェイズ

全員一斉に犯人だと思う人に指をさします。

最も得票数の多かった人が犯人として拘束されます。

※拘束された人はアクションフェイズで行動することができません。

アクションフェイズ

キャラクター固有のアクションをキャラクター設定書にある”行動順”に従い、実施します。

アクションを実施する際、参加者は以下について予め決めておきます。

  • アクションの対象
  • アクションの内容

エンディングフェイズ

物語の結末を読んだ後、各登場キャラクターが秘密にしていたことや、目的、勝利点を順に発表していきます。

最も得点が高かった人が勝利!ですが、物語を最も楽しんだ人が優勝です◎笑

評価と感想

それでは、独断と偏見による評価と感想を綴ります!

わたしが本作品をプレイしたときの条件は、下記の通りです。

参加人数  :7名(全員マダミス経験者)
プレイ時間 :約3時間半(感想戦込み)
GM有無   :無
担当キャラ :カナエ

評価

オカルト・ホラー要素満載!初心者・経験者ともに楽しめるおすすめのシナリオです!

消えた魔女の噂、閉鎖された学校の旧館など、物語から既にオカルト・ホラーの雰囲気漂うシナリオですが、他にもオカルト・ホラーの世界を存分に楽しめるギミックが散りばめられています。

本作品は推理の導線がやや薄めの印象で、ロールプレイ・世界観に重きが置かれているように感じます。

終始複雑なルールはなく、シンプルでわかりやすい構成なので、初心者の方でもこのミステリアスな展開を堪能できます。

ただ、キャラクター個性の濃淡にギャップがあるため、演じるキャラクターによっては物足りなさを感じることがあるかもしれません。

難易度

難易度は『普通』くらいです。

複雑なルールなどはないため、事件の真相を推理することに集中できます◎

キャラクター設定書のボリュームは『やや少なめ』で、読みやすいです。

頭に設定が入り切ってなくて混乱する~!なんてことはありませんでした。

感想

ホラー&アドベンチャーゲームをプレイしているかのような、怪しげな冒険感を楽しめるシナリオでした◎

登場人物のうち、ゲーム開始前から「こいつ何者なんだ!?」という人物が一人いてゲームスタート前からわくわくが止まりませんね。笑

さまざまなギミックが散りばめられており、時間設定がかなりシビアで終始飽きのこない作品でした。

まとめ

本記事ではパッケージ型マーダーミステリー『魔女は黄昏の鐘に消える』についてレビューしました。

ホラーサスペンスやオカルトが好きな方にぜひおすすめしたいシナリオでした。

当ブログでは他にも人数別におすすめしたいシナリオをご紹介しています!

よろしれければ以下からチェックしてみてくださいね!!

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