
狼を見つけないと、殺される!?
5日間の捜査で、人狼の正体を暴け!!
リアル脱出ゲームでお馴染みSCRAPのゲームブック『人狼村からの脱出』をレビューします!
本記事では、あらすじや遊び方、実際に遊んで感じた感想・評価をネタバレなしでまとめました。
「ゲームブックってどんな感じ?」「謎解き初心者でも楽しめる?」「一人でも遊べる謎解きゲームを探している!」
――そんなあなたの参考になれば嬉しいです◎
ゲーム概要
| プレイ環境 | オフライン(一部オンライン) |
| ジャンル | ゲームブック |
| 発売時期 | 2012/5/25 |
| サイズ(長さ×幅×厚さ) | 18.8 x 13.2 x 1.6 cm |
| デザイナー | SCRAP/鹿野康二 |
| 版元 | リットーミュージック(立東舎) |
『人狼村からの脱出』は、人狼ゲームをモチーフにしたゲームブック型の謎解きゲームです。
人狼ゲームをモチーフにした謎解き、5日間にわたって村を探索しながら、村に潜む「人狼」の正体を暴きます。
捜査シートを埋めながら物語を進める没入感が魅力!人狼×謎解きが好きな人におすすめです◎
関連作品一覧
同じタイトルのDVDが存在します!
ゲームブック版と内容はまったく異なるため、ゲームブック版プレイ後、別作品として楽しむことができます◎
DVD版は、DVDを再生すると司会進行が始まり、同封された謎解きキットを使って、複数人でワイワイ制限時間内の脱出に挑戦できます。
あらすじ

物語の舞台となるのは、とある村。
この村には、人狼ゲームでおなじみの「人狼」「怪盗」「占い師」「狂人」といった役割を持つ人物が存在しています。
あなたは村を5日間にわたって探索しながら、さまざまな謎を解き、村で起きている出来事を調査していくことになります。
誰が人狼なのか。
誰が怪盗なのか。
そして、誰を信じればいいのか――。
謎を解いて情報を集めるたびに、少しずつ村の全貌が見えてきます。
果たして、5日間の探索を終えたとき、あなたは村に隠された真実を解き明かすことができるのでしょうか?
遊び方/ルール
引用:https://www.rittor-music.co.jp/dgamebook/01
本作は、一般的なボードゲームや脱出ゲームとは少し違い、本を読み進めながら謎を解いていくゲームブック形式です。
本を読み進めるだけではなく、付属のマップや捜査シートを使いながら、村を実際に調査していくのが特徴です。
基本的には、
という流れでゲームを進めていきます。
自宅で気軽に楽しめるリアル脱出ゲーム
引用:https://rittorsha.jp/items/11317321.html
本作は、SCRAPのリアル脱出ゲームを自宅で楽しめるように作られたゲームブック。
そのため、ただ本を読み進めるだけではなく、自分自身で謎を解きながら物語を進めていく感覚を味わえます。
ゲームブックならではの物語体験と、リアル脱出ゲームらしい謎解きが組み合わされているのが面白いところです◎
ゲームブックの新スタイル
本作では、自分の選択によってストーリーが展開していきます。
ただし、単なる昔ながらのゲームブックというわけではありません。
本に書かれた物語を読み進めながら、謎解きや捜査を行い、必要に応じてWebも活用してゲームを進行していきます。
そのため、紙の本だけでは味わえない、デジタルとアナログを組み合わせた謎解き体験を楽しめます。
付属のマップを使って村を捜査
本作には、人狼村「ウクメル村」のマップが付属しています。
マップには村のさまざまな場所が描かれており、場所ごとに番号が振られています。
村を探索して気になる場所を調べたら、その番号を手がかりにして本を読み進めます。
つまり、「次はどこを調べよう?」と自分で考えながら村を探索していくわけです。
ただページをめくっていくだけではなく、自分の手で村を捜査しているような感覚が味わえるのが楽しいポイントです!
5日間にわたり埋める捜査シート
本作では、5日間にわたって村を探索します。
付属品には5日分の新聞と捜査シートが用意されており、毎朝新聞を読みながら、どこから探索するかを決めることができます。
そして、謎を解いたり村を調査したりすることで、新たな情報を入手!
得られた情報は捜査シートに記録していきます。
最初は空白だった捜査シートが、ゲームを進めるにつれて少しずつ埋まっていくため、自分たちの捜査が着実に進んでいる感覚を味わえます◎

謎解きとパズルを組み合わせて捜査
本作では、物語を進めるためにさまざまな謎やパズルを解いていきます。
ただし、単純に謎を解くだけではありません。
謎を解くことそのものが、村の捜査や物語の進行につながっているのがポイントです。
謎を解いて新しい情報を手に入れ、その情報をもとにさらに村を調べる。
そうやって少しずつ真相に近づいていきます。
そのため、謎解きが好きな人だけでなく、推理しながら物語を読み進めるのが好きな人にもおすすめです!
エンディングはWebサイトで確認
ゲームの最後には、Webサイトを使ってエンディングを確認します。
5日間の捜査を終えたら、Webサイトにアクセスして、これまでの物語がどのような結末を迎えるのかを確認しましょう。
最後まで本だけで完結するのではなく、Webを組み合わせることで、ゲーム全体を締めくくる仕組みになっています。
わからないときは公式サイトのヒントを活用!
謎解きをしていると、どうしても先に進めなくなることがありますよね。
ご安心ください!本作には公式サイトにヒント一覧が用意されています。
本やWebにはパズルや謎の解答そのものは掲載されていませんが、どうしてもわからない場合は以下の公式ホームページからヒントを確認することができます。
そのため、謎解き初心者でも比較的安心して遊べます◎
無理に悩み続けるよりも、必要に応じてヒントを使いながら物語を楽しむのもおすすめです。
評価と感想
わたしが当作品を遊んだ際の条件は、次のとおりです。
評価
5日間の村探索で、謎と物語をじっくり味わえる没入型ゲームブック!
| 謎解き難易度 | 世界観没入度 | 感情揺さぶられ度 |
| ⭐⭐☆☆☆ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐☆☆ |
謎を解きながら物語を読み進め、少しずつ村の真相に近づいていく面白さがある作品でした!
5日間にわたって村を探索しながら、誰が人狼なのか、そして誰が怪盗で、占い師で、狂人なのかを少しずつ解き明かしていきます。
最初からすべての情報が揃っているわけではないので、
「この人、怪しくない?」
「この情報は、あの人とつながっているのでは?」
と考えながら調査を進めていくのが楽しいんですよね。
謎を解いて情報を集めるたびに、登場人物や村で起きていることが少しずつ見えてきます。
そのため、単純に「謎を解いて答えを出す」というより、自分自身で村を調査しながら、事件の全貌を明らかにしていくような感覚があります◎
そして、世界観への没入感もかなり良かったです。
「誰を信じればいいのか?」という疑心暗鬼になりながら物語が進んでいきます。
ゲームブックなので、基本的には本を読みながら自分で謎を解いていくのですが、想像していた以上に物語へ入り込んでしまいました。
気がつけば、ただ本を読んでいるというより、自分も村の中に入り込んで調査しているような感覚になっていました!
この「物語の世界に入り込んで、自分の手で情報を集めていく感じ」は、本作の大きな魅力だと思います◎
また、謎解きの難易度はそこまで高くありません。
謎解き初心者でも十分楽しめると思いますし、どうしてもわからない場合は公式Webサイトにヒント一覧が用意されているので安心です。
そのため、「難しい謎をガッツリ解きたい!」という人よりも、「物語を楽しみながら謎解きしたい!」という人に向いている作品だと思います。
特に、
- 人狼ゲームが好きな人
- ストーリー重視の謎解きが好きな人
- 情報を整理しながら推理するのが好きな人
- 世界観にどっぷり入り込んで遊びたい人
- ゲームブックをじっくり楽しみたい人
にはかなりおすすめです◎
なお、ゲームブックという性質上、複数人で遊ぶ場合は1~2人程度がちょうどいいと思います。
1人でじっくり考えながら進めてもいいですし、2人で「この人怪しくない?」「この情報って、あれとつながっている?」と考察しながら遊ぶのも楽しそうです。
大人数でワイワイ遊ぶというより、少人数で自分たちのペースで物語を読み解いていくタイプのゲームという印象でした。
難易度
難易度は「やややさしめ」です。
個人的には、そこまで難しい謎解きではないという印象でした。(きっとわたしが謎解きゲームに慣れてきたから、そう感じたのだと思います。)
ただし、本作の魅力は「謎そのものの難しさ」だけではありません。
謎を解いて終わりではなく、解いた謎から得られる情報を使って、さらに物語を読み進めていくことに面白さがあります。
そのため、謎解き初心者でも比較的遊びやすいと思います!
感想
謎解きと物語体験をじっくり楽しめる、大満足のボリュームと捜査感!
実際にわたしがプレイしてみたところ、それぞれの日のプレイ時間はこんな感じになりました!
- 1日目:3時間20分
- 2日目:2時間
- 3日目:2時間20分
- 4日目:2時間20分
- 5日目:2時間40分
こちらは二人で遊んでいたため、文章をすべて声に出して読み上げつつ、ノーヒントでクリアした時のプレイ時間です。
合計すると、なんと約12時間40分!
かなりのボリューム感で、しっかり時間を確保してじっくり遊ぶのにぴったりの作品でした。
1日ごとに村で起きる出来事を追っていくので、リアルに5日間かけてプレイしたからこそ「まさに自分たちも5日間かけて村を調査している」というワクワク感や没入感を味わえたのが凄く良かったです!
そして、本作で特に好きだったのが、謎を解いていくにつれて捜査シートが少しずつ埋まっていき、物語が進んでいく感覚です。
最初は謎だらけで手探り状態なのですが、解き進めるごとに捜査シートの情報が整っていき、「あ、この情報はここにつながるんだ!」「この人物はこういう役割だったのか」と事件の全貌が見えてきます。
単にパズルを解いて終わりではなく、自分自身の手で事件を追い、捜査を進めている実感がしっかり得られるのが本当に楽しかったです◎
謎解きの爽快感はもちろん、自分の推理で物語を動かしていく感覚を存分に味わえるので、ストーリー重視の方には間違いなく刺さる作品だと思います。
こんな人におすすめ◎
- 人狼ゲームが好きな人
- ストーリー重視の謎解きが好きな人
- ゲームブックが好きな人
- 物語の世界に没入して遊びたい人
- 謎を解きながら少しずつ真相に近づきたい人
- 1人~2人でじっくり遊べるゲームを探している人
- 謎解き初心者でも遊びやすい作品を探している人
まとめ
『人狼村からの脱出』は、人狼ゲームをモチーフに、謎解きとストーリーをじっくり楽しめるゲームブックでした!
謎を解くたびに捜査が進み、捜査が進むほど物語にのめり込む――。
少しずつ村で起きていることがわかっていく構成が面白かったです!
5日間にわたって村を探索するためボリュームはかなりありますが、その分、時間をかけてじっくり遊ぶ楽しさがあります◎
謎解きだけでなく、ストーリーもしっかり楽しみたい方には、かなりおすすめの作品です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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