【推理ゲームレビュー】春ゆきてレトロチカ｜ネタバレなし・ルール・評価・感想

100年に渡り不可解な死が続く四十間一族の謎――
永遠の命をめぐるミステリーアドベンチャーゲーム！

今回はミステリーアドベンチャーゲーム「春ゆきてレトロチカ」について、ネタバレなしでレビューします！

本作のあらすじや遊び方、プレイ感想や個人的な評価についてご紹介していますので、これから遊ぶ予定の方は、参考にしてみてくださいね。

『春ゆきてレトロチカ』ってどんなゲーム？

商品名	春ゆきてレトロチカ
プレイ人数	1人
対象年齢	12歳～
対応機種	PlayStation5 PlayStation4 Nintendo Switch Steam iOS Android
ジャンル	ミステリーアドベンチャー
発売時期	‎‎‎2022/5/12
サイズ（必要な容量）	15.3GB
メーカー	スクウェア・エニックス（SQUARE ENIX）
ディレクター	伊東幸一郎 （代表作：「428 ～封鎖された渋谷で～」）

『春ゆきてレトロチカ』は、スクウェア・エニックスから発売されている新本格ミステリーアドベンチャーゲームです。

全編実写の作品で、まるで推理ドラマや探偵ものの映画を観ているかのように物語が進んでいき、時代の移ろいとともに起こる数々の殺人事件を、豪華俳優陣による”マルチロールシステム”で描かれています。

※マルチロールシステム：1人が複数の役柄を演じること

引用：https://www.jp.square-enix.com/retrotica/

本ゲームは、殺人事件について描かれる「問題編」、”仮説”をつくる「推理編」、”仮説”をもとに真相を暴く「解決編」の3編で構成され、プレイヤーが主人公の思考空間の中で推理し、犯人を追及していきます。

“謎”と”手がかり”をパズルのように組み合わせて”仮説”を立て、事件の真相を突き止める際の達成感や爽快感はたまりません！

『春ゆきてレトロチカ』のあらすじ

推理小説家の河々見はるかは、科学者の四十間永司からの依頼で、編集者の山瀬明里とともに富士山麓にある永司の実家、四十間邸を訪れます。

桜の下で見つかった白骨死体の謎と、四十間邸に眠ると言われる“不老の果実”について、大真面目に語る永司――

半信半疑のはるかに、明里が一冊の古書を差し出します。

その古書に記されていたのは永司の先祖、四十間佳乃が書いた“不老の果実”に纏わる100年もの前の物語でした。

どうやらその物語は、小説の体裁をとってはいるものの、実際に起きた殺人事件のようです。

古書を読み終え、事件の謎を解き明かしたはるかの目の前で、四十間家を揺るがす殺人事件が起きてしまったのです、、、

『春ゆきてレトロチカ』の登場人物

不可解な殺人事件に巻き込まれてしまう物語の登場人物たちをご紹介していきましょう。

河々見はるか（かがみ はるか）

四十間永司（しじま えいじ）

山瀬明里（やませ あかり）

四十間了永（しじま りょうえい）

四十間一永（しじま かずなが）

四十間光永（しじま みつのり）

四十間蓉子（しじま ようこ）

春日弥宵（かすが やよい）

草刈孟彦（くさかり たけひこ）

桐生恵（きりゅう めぐみ）

西毬真琴（にしまり まこと）

『春ゆきてレトロチカ』の遊び方／ゲームシステム

『春ゆきてレトロチカ』は、「問題編」、「推理辺」、「解決辺」による3編で構成され、物語が進んでいきます。

引用：https://www.jp.square-enix.com/retrotica/

問題編

「問題編」では、各殺人事件の全貌が描かれたムービーが流れます。

このムービーの中で、謎を解く鍵となる”手がかり”が全て表示されます。

引用：https://www.jp.square-enix.com/retrotica/

推理編

「推理編」では、プレイヤーが主人公の思考空間の中で”謎”と”手がかり”をパズルのように繋げ、”仮説”をつくっていきます。

引用：https://www.jp.square-enix.com/retrotica/

解決編

「解決編」では、「推理編」で作り上げた数々の”仮説”を突き付け、事件の真相と真犯人を暴きます。

引用：https://www.jp.square-enix.com/retrotica/

評価と感想

それでは、わたしの独断と偏見による個人的な評価と感想をお話していきます！

評価

一流の俳優さんたちが熱演するドラマは圧巻！時代遷移とともに起こる事件につい魅入ってしまいました◎

それぞれの時代背景の雰囲気に味が出ており、ミステリー作品として楽しめる素敵な物語でした。

「推理編」のゲーム性は、回を重ねるにつれてちょっと作業感が出てしまうところが玉に瑕でしたが、事件や犯行についての5W1Hをベースにした”謎”と、「問題編」で入手した”手がかり”をパズルのように組み合わせることでひとつずつ紐解いていく感覚は面白かったです！

難易度

難易度は『やややさしめ～普通』です。

「推理編」では頭を悩ませることもあるかと思いますが、手がかりを総当たりすることで正解を引き寄せることができます。

また、犯人に確信を持てないまま「解決編」に進むこともありますが、主人公とともに”仮説”をぶつけていくことで新たに見えてくるものもあり、結果として犯人に辿り着くことができるようになっているので、推理に自信がない方でもクリアすることができると思います！

感想

豪華な俳優さんたちの演技に魅了される、時代の移ろいが美しい物語でした◎

先の展開が気になり一気にゲームを進めてしまった結果、体感的にあっという間にクリアしてしまいました。

また、「解決編」で誤った”仮説”を選ぶとバッドエンドになりますが、バッドエンドでしか見ることのできない映像が観られるのでつい間違えた選択肢を選びたくなります。笑

実写のミステリー作品でありながら、永遠の命をめぐる少しのファンタジー要素が良いスパイスとなり、独創的な世界観を楽しむことができました◎

まとめ

今回は新本格ミステリーアドベンチャーゲーム「春ゆきてレトロチカ」についてレビューしました。

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