手札の鳥を揃えて一気に出し切れ!
ネクスト大富豪!!ゴーアウト系カードゲーム!!!
「ナナトリドリ」ってどんなボードゲームなの?
今回は、大富豪・ゴーアウト系ボードゲーム「ナナトリドリ」についてレビューしていきます!
本作品のルールや遊び方、個人的な感想・評価についてご紹介していますので、これから遊ぶ予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね◎
『ナナトリドリ』ってどんなゲーム?
商品名 | ナナトリドリ |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 6歳~ |
ジャンル | 大富豪・ゴーアウト |
発売時期 | 2023/4/20 |
サイズ (縦×横×厚さ) | 15.3 x 10.1 x 2.9 mm |
版元 | アークライト(Arclight) |
『ナナトリドリ』は、大富豪の要領で先に手札をなくすことを目指すゴーアウト系のカードゲームです。
手札の並べ替え禁止という制約の中で、1~7の数字カードを同じ数字が隣り合うように揃えながら一気に出し切ります。
本作は「アークライト・ゲーム賞2022」の佳作『ハチトレイン』をリニューアルして新登場した大人気のゲームで、発売当初からしばらくは品薄でプレミア価格が付くほど、、、!
シンプルなゲーム性と可愛らしい鳥のイラストが魅力のカードゲームです◎
『ナナトリドリ』の遊び方/ルール
『ナナトリドリ』は、手札の数字カードを早く出し切ることを競う大富豪・ゴーアウト系のカードゲームです。
同じ数字カードを一度にたくさん出すほど強くなりますが、複数枚一気に出すときには”手札の中で同じ数字のカードが隣り合っている”必要があります。
そして、このゲームでは手札の並び替えは禁止です!
他のプレイヤーが場に出したカードをうまく回収しながら、手札を揃えていきましょう!!
ゲームの目的
手札を出し切って0枚になった人は「上がり」となり勝ち抜け!
ゲームに残っているプレイヤーが最後の1人になったらゲーム終了!最後の1人は自分が所有しているペンギンコマを1個失います。
ゲームを繰り返し行い、ペンギンコマが0個になった人が出たらその人の一人負け、すなわち、その人以外の全員が優勝です。
ゲームの準備
『ナナトリドリ』のゲームの準備は以下のように行います。
- 数字カードをシャッフルして山札とする
- 山札から8枚ずつ全てのプレイヤーに手札として配布
※手札の入れ替え禁止! - テーブル中央に”場”と”捨て札置き場”を確保
- 全てのプレイヤーは各自好きな色のペンギンコマを2個ずつ受け取る
- 全てのプレイヤーはサマリーカードを1枚ずつ受け取る
- 適当な方法でスタートプレイヤーを決める
ゲームの流れ
『ナナトリドリ』は、プレイヤーが各自以下の手番のいずれかを順番に行い、ゲームが進んでいきます。
- カードを出す
- パス
上記のどちらかを行ったら次の人の手番に移り、時計回りの順で各プレイヤーの手番が回っていきます。
ゲームはスタートプレイヤーの”カードを出す”手番から始まり、手札が0枚になった人から”上がり”となって勝ち抜けしていきます。
最後の1人まで残った人がそのゲームの敗者となり、自分が持っているペンギンコマを1個ゲームから除外します。
このペンギンコマが0個になったプレイヤーの一人負けです。
カードを出す
「カードを出す」は、手札から数字カードを表向きで場に出すアクションです。
カードの出し方のルールは次の通りです。
場にカードがないとき、好きなカードを出すことができます。
場にカードがあるとき、直前に出されたカードよりも強いカードしか出せません。
強さは、数字が大きいほど強く、数字に関わらず枚数が多いほど強くなります。
手札の中で隣り合う同じ数字のカードはまとめて何枚でも一気に出すことができます。
手札からカードを出したら、直前に場に出ていたカードを自分の手札に加えるか、捨てるかを選びます。
手札に加える場合、場に出ていたカードをひとまとめにして自分の手札の好きな位置に差し込みます。差し込む場所はカードの間でも端でもOKです。
捨てる場合、場に出ていたカードを捨て札置き場に移します。
パス
「パス」は、カードが出せない、または出したくないときに行うアクションです。
山札から1枚引いて、その表面を見た上で自分の手札に加えるか、捨てるかを選びます。
手札に加える場合、場に出ていたカードをひとまとめにして自分の手札の好きな位置に差し込みます。差し込む場所はカードの間でも端でもOKです。
捨てる場合、場に出ていたカードを捨て札置き場に移します。
パスをしたら次の手番でもパスになる、ということはありません。自分の番が回ってきたら毎回”カードを出す”か”パス”かどちらかを都度選択できます。
山札が0枚になったら、それ以降のパスではカードを引かずに次の人の番になります。
自分がカードを出し、全員がパスをして再び自分の番が来たら場のカードを全て捨てます。
その後、自分(上がった場合は次の人)がスタートプレイヤーになり、好きなカードを出してゲームを続けます。
ゲーム終了
手札を出し切り0枚になったプレイヤーは”上がり”となり、ゲームから勝ち抜けます。
最後の1人になったらゲーム終了!最後の1人となったプレイヤーは自分が所有するペンギンコマを1個捨て、箱に戻します。
ペンギンコマを失ったプレイヤーを新たなスタートプレイヤーとして、ゲームを繰り返し行います。
ペンギンコマが0個になった人が出たら、その人の一人負けです。残りの全員が優勝となります!
『ナナトリドリ』のデュエルルール(2人用の遊び方)
『ナナトリドリ』には、2人用の遊び方”デュエルルール”が用意されています。
1ゲーム3分程の短時間に凝縮された読みと戦略に特化した2人用の遊び方です。
だいたいのルールは基本ルールと同じですが、異なる部分を簡単にご説明していきます。
ゲームの目的
手札を出し切る! or 相手にパスをさせて脱落させる!
基本ルールと同様に手札を出し切った場合に勝利となりますが、相手にパスをさせて追い込み、脱落させることでも勝利することができます。
脱落についての詳細は、後述でご説明します。
ゲームの準備
最初に配布する手札は11枚です。
11枚の手札とは別枠で、各自2枚の数字カードを受け取り、表向きで自分の手前に置いて互いに見えるようにします。
残りのカードはゲームで使用しません。箱に戻しておきましょう。
パスと脱落
パスをしたとき、山札からカードを引くかわりに自分の手前に置いてあるカードのうち1枚を自分の手札に加えるか、捨てるかを選択します。
パスをしたときには、自分の手前に置いたカードが2枚ともない場合、脱落となり敗北となります。
つまり、デュエルルールではパスの回数は2回までと制限があります。
カードの出し方
「カードを出す」際、出そうとしているカードと同じ数字で、自分の手前に置いてあるカードをまとめて出すことができます。
パスできる回数は減りますが、この手番におけるカードが強くなるので、ハイリスクハイリターンな戦法です。
自分の手前のカードが2枚とも同じである場合、2枚くっつけて出してもOKです。ただし、自分の手前のカード”だけ”では出せません。
手前のカードは手札ではなく、あくまでも”お助け”のカードであるため、手前のカードが残っていても手札が0枚になれば上がりになります。
個人的評価と感想
わたしの独断と偏見による個人的な評価をご紹介していきます!
おすすめ度:⭐5
老若男女楽しめる!ボードゲーム初心者におすすめのウルトラ・シンプルなカードゲームです◎
ゲーム終盤、手札がイイ感じに揃ってくると、まとめて一気に出す爽快感がクセになり、繰り返し遊びたくなります!
1ゲームのプレイ時間がとてもスピーディで、手軽にみんなでワイワイできるパーティー系のゲームになります。
類似のゲームとして『SCOUT』が連想されますが、『SCOUT』より簡単で馴染みやすいかなと感じました。
シンプルなゲーム性で一緒にプレイする人を選ばない、老若男女問わず楽しめる面白いカードゲームでした!
難易度
難易度は『やさしめ』です。
大富豪を知っている人なら「手札入れ替え禁止の大富豪」と言うだけでイメージがつきやすく、初めてでもすんなり遊び方を理解できます◎
盛り上がり
みんなで『ワイワイ』盛り上がるゲームです。
特にゲーム終盤、全員手札が整い、お互いにカードを一気に出して畳みかける雰囲気がめちゃくちゃ盛り上がります!
これで終いじゃ!!と意気揚々と出したカードたちを、他のプレイヤーに超えられると「そんなに蓄えていたのか!?」という意外性と悔しさがこみ上げ、もう一度プレイや!!!と何度も遊びたくなる魔のゲームです。笑
プレイスタイル(直感的/論理的)
プレイスタイルは『直感的』に遊べるゲームです。
手札の並べ替えができない制約がある中、同じ数字をできるだけ隣り合わせにするため多少戦略的にプレイする必要がありますが、シンプルなゲーム性ゆえ、割とノリと勢いで遊べます。笑
わたしはよくマダミス終わりに遊びますが、疲れた頭にリフレッシュとして丁度良く、みんなでワイワイ楽しめます。
運要素
運要素は『高め』です。
手札が配布された瞬間から入れ替えNGであることもあり、手札、山札、手番の順番など運が絡む要素が多い印象です。
その中でも勝利を目指してちょっぴり戦略を考えながら、虎視眈々と一気出しのタイミングを狙うのが楽しいゲームです。
まとめ
今回は、ネクスト大富豪カードゲーム『ナナトリドリ』をレビューしました。
短時間でスピーディかつ一気に手札を出す爽快感を楽しめる、老若男女問わずおすすめしたいボードゲームでした!
当サイトでは、ほかにも短時間で遊べるボードゲームや、人数別におすすめしたいボードゲームをご紹介しています。
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