ボードゲームのメカニクス(種類)とおすすめのボードゲームをご紹介!
ボードゲームの種類ってどんなものがあるの?
メカニクス別のおすすめボードゲームが知りたい!
このような疑問にお答えします。
今回は「ボードゲームのメカニクス(ジャンル・種類)」について解説していきます!
メカニクスごとのおすすめボードゲームもあわせてご紹介しますので、参考にして頂けると嬉しいです◎
ボードゲームのメカニクス(種類)17選
本記事でご紹介するボードゲームのジャンル(メカニクス)は以下一覧の通りです。
- アブストラクト
- 拡大再生産
- 協力
- ゴーアウト系
- 正体隠匿
- 陣取り
- 推理
- セットコレクション
- ダイスロール
- タイル配置(カード配置)
- デッキ構築
- ドラフト
- ハンドマネージメント
- 表現
- ブラフ
- ベッティング
- ワーカープレイスメント
ボードゲームのメカニクスについて、ひとつずつ詳細とおすすめのボードゲームについてご紹介します。
アブストラクト
アブストラクトとは、プレイヤー間で情報が全て公開された上で対戦する、運要素の無い実力勝負のメカニクスです。
相手が持つ駒の情報を全て知った状態で、対戦相手同士の読み合いによって進行する「将棋」や「チェス」、「囲碁」や「オセロ」のようなゲームを指します。
拡大再生産
拡大再生産とは、獲得した資源を投資し、さらに自身の資産を増やしていくメカニクスです。
獲得したカードやアイテムなどを投資することで、手札を成長させたり利益を拡大させたりしつつ勝利を目指します。「カタン」や「ドミニオン」など、人気の名作が多く存在します。
協力
協力型とは、プレイヤー同士が仲間となり、チーム一丸となって目標達成を目指すメカニクスです。
全員で協力するタイプのものもあれば、複数チームに分かれて対戦するもの、1対多の非対称型のものなどがあります。
ゴーアウト系
ゴーアウト系とは、いち早く手札をなくすことを目指すメカニクスです。
例えば、トランプの「大富豪(大貧民)」や「UNO」などのカードゲームが該当します。
正体隠匿
正体隠匿とは、自分以外の陣営や正体が分からない中で、味方を探したり相手の正体を見破ったりするメカニクスです。
正体隠匿系のゲームは多くの場合、「人狼」のように”多数派”と”少数派”とプレイヤー人数がアンバランスになるよう分かれ、多数派は少数派が誰かを暴くこと、少数派は正体をひた隠しにすることを目的として進行します。
陣取り
陣取りとは、プレイヤーがボード上のエリアに自分のコマやタイルを置き、各自が領地拡大を目指すメカニクスです。
有名なゲームの具体例として、「囲碁」や「オセロ」などがあります。
推理
推理系とは、既知の事実や情報を基に仮説を立て、不確定な事実や情報を導き出すメカニクスです。
「脱出ゲーム」などの謎解きゲームや、探偵をテーマとした「犯罪捜査ゲーム」などが例として挙げられます。
セットコレクション
セットコレクションとは、入手したものの数字や色、形などの“組み合わせ”により得点を稼ぐメカニクスです。
具体的には、「麻雀」や「ポーカー」などのように役を作り勝負するゲームが当てはまります。
ダイスロール
ダイスロールとは、ランダムなサイコロの出目に基づきゲームを進めるメカニクスです。
運要素が高くプレイヤー間の実力差が出にくいゲームで、「すごろく」や「人生ゲーム」などが例として挙げられます。
タイル配置(カード配置)
タイル配置(カード配置)とは、共通の場や自分のスペースにタイルやカードを配置し、その配置結果がゲームを左右するメカニクスです。
「カルカソンヌ」のように既に置かれているタイルやカードと繋がるよう配置していくものや、「ブロックス」のように決められたマスの中で配置していくものなどがあります。
デッキ構築
デッキ構築とは、TCG(トレーディングカードゲーム)のように、自分が作り上げたカードセット(デッキ)で勝負するメカニクスです。
デッキ構築型ボードゲームでは、予め作ったデッキを使うのではなく、ゲーム中に共通の場からカードを集め、自分のデッキを強化していきます。代表例として、「ドミニオン」が挙げられます。
ドラフト
ドラフトとは、好きなカードやタイルを選択するメカニクスです。
よく見られる方法としては、”各自配られたカードから1枚選び取る”方式や、”共通のカードセットから1枚選び取って残りを隣の人に渡す”方式などがあります。
ハンドマネージメント
ハンドマネージメントは、自分が持つ手札から選んで場に出すメカニクスです。
カードゲームによく見られるゲームシステムで、トランプの「大富豪(大貧民)」「ババ抜き」や「UNO」などのようなゲームが当てはまります。
表現
表現系とは、お題を絵や言葉、身振り手振りなどで表現して相手に伝えるメカニクスです。
イメージしやすい例として、お絵かき伝言ゲームやジェスチャーゲームのようなものが挙げられます。
ブラフ
ブラフ系ボードゲームとは、自分の手札や正体が全体に公開されていない状態を利用して、嘘やはったりをかますメカニクスです。
トランプの「ダウト」のように、プレイヤー同士の駆け引きを行い勝利を目指すものの、嘘を見抜かれると自分に不利になるものが多いゲームシステムとなっています。
ベッティング
ベッティングとは、お題や勝敗などを予想し、支払ったコストによりリターンが増減する賭けのメカニクスです。
相手の出方を伺いながら、プレイヤー同士駆け引きを行う、ギャンブルそのもののゲームシステムです。
ワーカープレイスメント
ワーカープレイスメントとは、アクションマスにコマを配置して、該当するアクションを実行するメカニクスです。
プレイヤーが順に、共通ボード上の実行したいアクションのマスに手元のコマを置いていきますが、マスは早い者勝ち。置きたいマスが埋まってしまったときは他のマスを選択しなければなりません。
高い戦略性と多様な勝ち筋をもつゲームが豊富で、1ゲーム60分以上のじっくり遊べるボードゲームが多くあります。
まとめ
今回は、「ボードゲームのメカニクス(種類)と種類ごとのおすすめ」についてご紹介しました。
当サイトでは、ほかにも人数別やシーン別でおすすめのボードゲームについて、多数ご紹介しています。
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