
疑い、推理し、真実を裁け。
初心者にもおすすめ!緊張感あふれるデスゲームミステリー!!
パッケージマーダーミステリー『断頭×リグレット』をレビューします。
本記事では、作品のあらすじや遊び方、登場キャラクターをはじめ、ネタバレなしで感想・評価をまとめました。
「どんな世界観の作品?」「初心者でも楽しめる?」と気になっている方はもちろん、購入を検討している方や、プレイ前に作品の雰囲気を知っておきたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
シナリオ概要
| プレイ人数 | 5人(GM不要) |
| プレイ時間 | 120分 |
| プレイ環境 | オフライン |
| 対象年齢 | 15歳~ |
| ジャンル | マーダーミステリー |
| 発売時期 | 2025/08/22 |
| デザイナー | 種袋ルネッサ/カレーうどん部 |
| 箱サイズ (長さ×幅×厚さ) | 19.2 x 13.8 x 2.5 cm |
| 版元 | カレーうどん部(Curryudonbu) |
『断頭×リグレット』は、デスゲームを題材にした駆け引き重視のマーダーミステリーです。
見知らぬ洋館に監禁された5人は、ギロチンが迫る極限の中で、自らの罪と向き合うことになります。
緊張感あふれる展開とプレイヤー同士の心理戦が楽しめる一作です。
あらすじ

理由も分からないまま、5人は古びた洋館のロビーで目を覚ます。
全員が革張りの椅子に拘束され、首や手足、胴体を固定されて身動きは取れない。
中央には白いドレスをまとった不気味なフランス人形が置かれ、助けを求める叫びだけが静まり返った館に虚しく響く。
そんな彼らの前に姿を現したのは、ゴスロリ姿の女性・鈴白ユリ。
彼女は静かに微笑みながら、「これから、あなたたちにはゲームをやってもらいます」と告げる。
――こうして、命を懸けた極限のゲームが幕を開ける。
登場人物紹介
プレイヤーが演じる5名のキャラクターたちをご紹介します。
狂愛カエデ(21歳/女性)

ゲームなんて、バカじゃないの?
- 赤髪の勝ち気な女性
- コンビニで働く駆け出しの声優
鈴白サクラ(21歳/女性)

こんな馬鹿げたゲーム、終わらせるべきだわ
- 主催者ユリとは双子で瓜二つの見た目をしている
- 淡い色の髪のツインテールに優しげな目元
- 大学に通いながらカフェで働く大学生
山田フヨウ(20歳/女性)

あ、あ、あの、、、私、、、なにも悪いこと、してません
- 長い前髪に伏し目がちな瞳の女性
- 新宿のカフェで働く気弱なスタッフ
賭博レン(25歳/男性)

おいおい、何がゲームだよ。こんなことやめようぜ?
- 芸能人と見間違うほどのイケメン
- 歌舞伎町で最近人気急上昇のホスト
正義感タチバナ(40歳/男性)

こんな恐ろしいゲーム、、、言葉もありません
- 背が高くスーツがよく似合う上品そうな男性
- 世界的に有名なゲームソフト『ワンダーソング』をたった一人で開発した凄腕のゲームクリエイター
遊び方/ルール
本作は、カードやマップに記された情報を整理し、プレイヤー同士で情報交換を重ねながら真相を導き出していく、オーソドックスなマーダーミステリーです。
また、ゲーム中には密談を行う場面があります。
スムーズに会話や移動ができるよう、スペースに余裕のある環境でプレイすると、より快適に楽しめます。
用意するもの
ゲームを遊ぶ際に必要なものは、次の通りです。(スマートフォンがあればOK)
- 時間経過がわかるもの(タイマー・時計など必須)
- メモと筆記用具(任意)
冒頭
ルールブックを開き、代表プレイヤー1名が物語の冒頭を読み上げます。
担当キャラクター選択
箱から設定書を5冊取り出し、表紙に書かれた公開情報を全員で確認します。
その後、好きな方法(自由選択・ランダムなど)で担当キャラクターを決定しましょう。
読み合わせ①
キャラクターが決まったら、各自の設定書読み合わせページを、それぞれ担当するセリフや文章を読み合わせます。
設定書読み込み(15分)
設定書の「STOP!」と書かれたページまでを黙読します。
時間が足りない場合は延長しても構いません。
設定書はゲーム中いつでも読み返せますが、内容を共有する際は、そのまま読み上げるのではなく、自分の言葉で説明しましょう。
自己紹介
最後に、設定書の表紙にある公開情報をもとに、担当キャラクターの自己紹介を行います。
ここから物語が本格的にスタートします。
第1章
この章では、「全体会議」と「投票」が行われます。
全体会議(10分)
設定書に書かれた情報をもとに、事件について自由に議論します。嘘をつくことも可能です。
投票
話し合いの後、「最も罪深い」と思う人物1人に投票します。
- 必ず5人のプレイヤーの中から1人を選ぶ(鈴白ユリには投票不可)
- 投票中の相談は禁止
- 自分自身に投票OK
- 同票の場合は決選投票
- ※それでも決着がつかなければ対象者全員が処刑
第2章
この章では、「読み合わせ」と「準備」と「調査&密談」と「全体会議」が行われます。
読み合わせ②
各自の設定書読み合わせページを開き、担当する文章を読み合わせます。
設定書読み込み(10分)
設定書の最後まで読み進めます。
時間が足りない場合は延長しても問題ありません。
準備
箱からカードとマップを取り出し、ルールブックの指示どおりに配置します。(下図参照)


調査&密談フェーズ(20分)
各プレイヤーは調査トークンを4個受け取り、調査と密談を行います。

- 2人または3人のグループに分かれて会話(全体での会話はNG)
- カードの譲渡・交換が可能
- 嘘OK(物語を大きく逸脱する嘘はNG)
- トークン1個につきカードを1枚調査できる
※取得条件のあるカードや自分の部屋のカードなど、取得できないカードもあるので注意! - 全体公開カードは取得したら即座に公開すること
- カードの所持自体は隠す行為はNG(カードの内容を偽ったり秘匿するのはOK)
- カードの内容について自由に発言可能
- トークンは持ち越せない(この章で使い切りましょう)
全体会議(10分)
全員で情報を整理しながら推理を進めます。
このフェイズではカードの譲渡・交換はできません。(全体公開はOK)
第3章
この章では、「調査&密談」と「全体会議」と「推理告発」と「投票」が行われます。
調査&密談フェーズ(20分)
各プレイヤーは調査トークンを3個受け取り、第2章と同じルールで調査と密談を行います。
全体会議(10分)
集まった情報をもとに、最後の推理を行います。
推理告発フェーズ(1分×5人)
1人ずつ約1分間、自分の推理を発表します。
発表中は質問や口を挟むことはできず、発表者が次のプレイヤーを指名します。
投票
「投票のルール」を確認し、指示に従って最終投票を行います。
エンディング
投票結果に応じてエンディングを読み進めます。
得点計算
最後に、エンディングブックを見ながら得点計算を行います。
ゲームの最たる目的は高得点の獲得ではなく、参加者全員でそれぞれのキャラクターを演じながら、一つの物語を紡いでいくことです。
プレイヤー同士を意図的に傷つける発言やゲームの進行を妨げる行為、プレイヤー視点の知識(メタ推理)に頼った推理は避け、キャラクターになりきって物語への没入感を大切に楽しみましょう。
評価と感想
わたしが本作品を遊んだ条件は、以下の通りです。
評価
緊迫した展開に最後まで息をのむ!王道デスゲームマーダーミステリー!!
| 推理難易度 | ロールプレイの楽しさ | 世界観没入度 | 感情揺さぶられ度 |
| ⭐⭐☆☆☆ | ⭐⭐⭐⭐☆ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐☆☆ |
デスゲームならではの緊張感と、王道マーダーミステリーの面白さをバランスよく楽しめる作品でした。
洋館に閉じ込められ、命を懸けたゲームへ巻き込まれるという設定も没入感抜群。常に「誰を信じるべきか」「本当にこの人は味方なのか」と疑い続ける空気が漂っており、デスゲーム作品らしいピリピリとした緊迫感を存分に味わえました。
登場キャラクターもそれぞれ個性がしっかり描かれていて、「この役はハズレだった」と感じることがありません。
どのキャラクターにも物語へ関わる見せ場があり、自分の役になりきってプレイしやすい印象でした。
一方で、ゲームシステム自体はカードを集めて情報交換を行い、議論を重ねながら真相へ迫るオーソドックスなマーダーミステリーです。
特殊なルールも少なく、流れも分かりやすいため、マーダーミステリー初心者でも安心して遊べる作品だと感じました。
デスゲーム作品が好きな方はもちろん、「王道のマーダーミステリーを遊んでみたい」という方にもおすすめできる作品です。
難易度
難易度は『やさしめ』です。
ルールブックも簡潔で分かりやすく、シンプルでキャラクターを担当するプレイヤーの判断に一任されるようなルールもないため、初めての”マーダーミステリー”でも遊びやすいと思います。
「デスゲーム」×「マーダーミステリー初心者」にぴったりの一作です!
感想
緊張感、没入感、満足感!三拍子そろったデスゲームマダミス◎
物語はゲームが進むにつれて少しずつ全貌が明らかになっていき、「なるほど、そういうことだったのか!」と点と点がつながる展開が魅力です。
新たな情報が出るたびに見方が変わり、最後までワクワクしながら推理を楽しめました。
また、疑心暗鬼になりながら議論する時間は、終始緊張感に包まれていました。
デスゲーム作品ならではの息苦しさや心理戦が好きな人には、特に刺さる作品かもしれませんね!(わたしもだいすきです。笑)
デスゲームらしいスリル、物語に引き込まれる没入感、そして王道推理の面白さ――。
その3つを存分に味わえる作品でした。
まとめ
『断頭×リグレット』は、デスゲームならではの緊張感と心理戦、そして王道マーダーミステリーの面白さを存分に味わえる作品です。
没入感のある世界観の中で、最後までハラハラしながら推理を楽しめました。
ルールも比較的シンプルなので、初心者から経験者まで幅広くおすすめできる一作です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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